南方 華

だから、終わりがない。 誰かが停めなければ、終わらない。 鎖は人の魂と首を繋ぎ続ける。

作者が執筆活動復帰に向けて、 少しずつリハビリのため気ままに書いていく空間となります。 ひとつひとつのお話に連続性があったりなかったり。 みなかたの書く一連の物語が好きな方にはお…

音響妖精。 それはインターネッツ文学界に舞い降りた優しき存在。 物語にはあらゆる音が必要だ。 けれど、それを表現するのは決して簡単なことではない――、彼女が現れるまでは。 彼女…

音響妖精。 それはインターネッツ文学界に舞い降りた優しき存在。 物語にはあらゆる音が必要だ。 けれど、それを表現するのは決して簡単なことではない――、彼女が現れるまでは。 彼女…

主人公：やまだきのみ（仮名）の、日常における『フィクション』をただ書き連ねただけのお話でございます。 実際の団体・個人等とは一切関係ありませんぞよー。 ※本作は作者みなかたのリ…

芦田美佐江は小さい頃から背が高いのがコンプレックスだった。 そんな彼女が、あるきっかけで柔道に目覚め、そして数年後――。 灯台のある田舎町で、不思議な出来事と出くわすのであった。

四十六歳。 無難でうだつの上がらない長友慎太郎は、社会の荒波に揉まれながらも、妻と一人娘を持つどこにでも居るサラリーマンである。 彼には外見に特徴があった。頭頂部の毛がかなり薄く…

日常におけるフィクションをただ書き連ねただけのお話です。 実際の団体・個人等とは一切関係ありません。 ※本作は作者みなかたのリハビリを兼ねています。 　拙い文章になることをお許…

ヒトはその人生の中で、一つくらいは特別な、あるいは奇想天外な、もしかすると霊的かもしれない、そんな出来事に遭遇するものだ。 そんなものはあくまで一コマに過ぎず、日常という素晴らし…

「ジュ・デーム……、ジュ・デーム……」 ラブ・コメディアンは愛を囁く。 時代の狭間に生まれた理由を探しながら。 右見れば、花舞い、 左見れば、草茂る。 「ジュ・デーム……、…

平凡な大学一年生、猪口車太（いのくちくるた）は、愛の告白が横行する２月１４日、 未来から来た謎のアンドロイド「ｃｈｏｃｏｌａｔｅｒ」によって、命の危機に瀕していた。 車太は無事…

――アタシには、明日が来ない。 毎日違う「今日」を過ごしている。 二宮沙希（にのみやさき）は、いたって平凡な２５歳の独身ＯＬであったはず、なのだが、今はあまりにも特異過ぎる日々…

北川拓（キタガワタク）は、今年３１歳になるどこにでも居る普通のサラリーマンである。 彼には画面の向こうに推しが居た。 といっても二次元ではない、異世界の民でもない、三次元の、今を…

石川健太が目を開けると、そこは「棺」の中であった。 騒々しい音に急かされるように上半身を起こすと、そこには白髪に赤い瞳の少女「テンシ」が隣に座り、にこにこと微笑んでいた。 彼女…

こんにちは、南方華です。 ここでは、日々何となく思い浮かべた、見聞きしたあれこれを拾い上げ、俳句や和歌、川柳や詩として送り出したいと思います。 未熟者ですので、至らぬ部分も多いと…

水谷祥子は、一見どこにでもいるＯＬだ。 だが、彼女には社会的にあまり言い出しにくい、ある特殊な性的指向を持つ人間だった。 　もう、無理だよ。──別れよ？ そんな彼女に、最愛の…

※本作品は拙作「テンシの居るセカイ」のスピンオフとなります。そちらも併せて読むと見え方が変わる仕組みとなっております。 「私」は某中学校で中学三年生の担任をやっている。 中三の…

高校二年生の秋。 桂優姫（かつらゆうき）は、幼馴染である世木毅（せきたけし）への告白を決意した。 相性も合わないし、好きなタイプでもない。 でも、好きという気持ちがついに抑えきれ…