友人が「夢の中にお慕いする人が出てくる」とたまに話してくれます。
愛を囁き、なんなら営みを重ね、朝まで愛される。
おめえそりゃー淫夢じゃねえか?と思いますが、まあ本人が良いのなら良い夢なのでしょう。
さて、それと同じ時期に私の夢にも男性が出てきました。
男性は人の腕に針を刺すのが好きだそうです。後ろに可愛い飾りが付いたまち針コレクションを見せながら男性は言います。
「どうです、どれも美しいでしょう。これらを人の腕に刺すことで、腕が可愛くなるんですよ」
「へえー」
「じゃああなた様も腕を出してください」
「こうかい?」
「ええ。はいじゃあ、あなた様は女の子ですからね。キ〇ィちゃんのまち針にしましょう。それっ」ブスッ
「おいおいおいおいおいおいおい!!!!!!!!!!!!!!!!!」
夢の中の男性は続けます。
「腕に美醜はありません、まち針を刺せばどんな腕でも美しくなるんです。あなたが男の子だったら新幹線のキャラを刺す予定でした」
「シン〇リオンじゃなくて、昔弁当箱のデザインに使われてたあの新幹線のキャラだ!!!!」
そこで目が覚めました。
そしてその数か月後、また夢を見ました。
「あなた様、こんばんは。ご覧ください、これとっても美しいと思いませんか?鉢植えに腕を植えたんです!」
男性のビジュアルは見えません。
見えませんが、私はその美意識に覚えがありました。
「お前、前の針刺し野郎じゃねえか!?」と。
ーーーーーーーーこうして夢の中のとんでもねえ悪趣味男は、髑髏坂仁一と名前を変え、どこの夢にも出てくる「悪夢の男」となったのでした。
悪夢もネタになる、のいい例です。