カクヨムコンの中間発表が出た。
実は私も「青のポラロイド」を出していた。このコンテストのために書いたわけではない。しかも勢いだけで書いたやつだ。それでも私はこの作品が好きだったから、お披露目というか、見て見て~、みたいな感じに出したのである。
ゆえに、それほどまでに重い気持ちは無かった。
重い気持ちがあったとしても狭い門をくぐれるのは一部の作家さんだけである。
精神年齢5歳が落書きをお母さんに見せるためキッチンにぽてぽて歩いていくような私の作品が通らない事は当たり前で、通ったら逆にびっくりである。
けれど、中間発表が出た時に、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ自分の作品の名前を探してしまったし、無いと思った瞬間は少しだけしょんぼりした。
重い気持ちではなかったにせよ、数ミリ程度の期待はあったらしい。
普段好きで小説を書いているため、期限に合わせて文章を書いたりコンテストに出したりという経験があまり無い。(半年前文フリにフォロワーさんと出させてもらった時は既刊と数ページの冊子だけ持って行った)
なので、なんだか今日のこの気持ちは初めてである。言語化ができない。
一度は本気でコンテストに出してみようかしら。そんなことを思った夕方であった。