拙作「モコロー」の立ち絵です。
○ドランク
●概要
花火大会の演出用ロボット(演出というのは大会で上映される劇でドランクは街を攻める悪役ドラゴンという設定)。茶色の小型のドラゴンのような姿で、手はクレーンのようで、足は滑らかな楕円形。小さな羽が背中についている。口の中に目がある。
本当の姿は、プロペラがついた行燈のようなドローン。
最初は霧の街の地下で、番人ズ(直属の幹部)を指示していたが、ある程度インフラ設備を制圧し、止めると計画を実行すべく時計塔へ向かった。
もうその頃には、自分自身でインフラ全てを操る事が可能で、一気に星中のインフラを暴走させた。ついでに自身のGPSを外し、地下へ置いていく事で、囮にもする。
なぜインフラ設備を止めたのかと言うと、モン星(舞台となる場所)が救済のために金を消費させて弱体化し、周りの星々に侵略させるため。侵略してきた強い星に協力し、モン星を滅ぼそうとしていたのだ。この動機は協力しないという星の国民性に対して疑問を持ち、滅ぼしてしまえと考えたのである。
ヤバいと思ったらすぐ逃げるプライドがあんまり無い性格だが、弱いと思った相手にはプライド全開で接する奴。つまり殺気という概念が弱点である。
最期は花火に巻き込まれながらモコローと共に霧の街の時計塔へ墜落し、彼にトドメを刺されて爆発した。その後、転生してモン星を飛び回るだけの奴となった。
彼には永久燃料ダイナモというものが備わっている。この仕組みはドランクの体の動きによってタービンを回す事で、彼が動いている限り半永久的に燃料を生み出し続ける。逆に考えれば、ドランクを固定させる事は彼の燃料を減らす事に繋がる。この仕組みはファイアロン(登場人物)が開発した。
さらに空気中から原料を取り出し、その場で傷を修復できるエアードクターという仕組みも組まれている。