拙作「ナト&マグロー」に登場するキャラクター(敵モブ)の立ち絵を描きました!
1.ビー
●和名
オニダイダイカラスバチ
●英名
Demon killer orange bee
●分類
カラスバチ科
○生態
人と同等の大きさを誇る日本最大の蜂。
カラスバチ亜科は蜂の中でも比較的大型の種が多く、性質は概ね攻撃性が高い。1匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、その防衛のために大型動物をも襲撃する。また凶暴かつ好戦的で積極的に刺してくる事も多い事で知られるが、これは巣を守るためで、何もせずとも襲ってくるように見えるのは、人間が巣の近くにいる事に気付かないためである。
オニダイダイカラスバチは巣に侵入した生物を熱殺蜂球と呼ばれる手法で蒸し殺す事でも知られる。熱殺峰球に参加したオニダイダイカラスバチは寿命が半減するが、次に襲来した天敵相手に積極的に熱殺峰球に参加して、他の仲間のオニダイダイカラスバチの寿命が減る事を防いでいる事が研究により明らかになっている。
カラスバチ類は強力な毒を持つものが多く、他の蜂と同様に毒針・毒嚢・毒腺は生殖器が変化した物で、刺すのはメスだけである。女王蜂も毒針こそ持つものの攻撃性は低く、刺す事は ほとんど無い。オスは毒針を持たないので刺す事は無いが、威嚇のため刺す姿勢だけは取る。
毒針は鋸状の細かい刃が密生した2枚の尖針が刺針の外側を覆うという構造をしており、この尖針が交互に動く事により、皮膚のコラーゲン繊維を切断しながら刺さっていく。刺針の鋸状の刃はミツバチのような返し状の粗大なものでなく、皮膚のコラーゲン繊維に引っかかって抜けなくなる事は無いため、毒液が残っている限り何度でも刺してくる。
また毒液は刺して注入するだけでなく、空中から散布する事もある。散布された毒液は警報フェロモンの働きをし、仲間を集めて攻撃を誘発させるため、集団で襲ってくる。特別な装備がなければ早急に その場から離れるのが望ましい。刺された数時間後には脳が溶けて鼻から全て流れ出し死に至るという非情に凶悪な猛毒で、病院に行って手術する必要がある。
○食レポ
素揚げ。毒抜きは必須。
2.チュチュ
●和名
ダエンクロコウモリ
●英名
Oval black lion bat
●分類
カゲドリ科
○生態
楕円形で小型のコウモリ。集団で生活し、個体によって それぞれ巣の防衛・食料調達・子供の世話などの役割がある。
基本はメスが狩を行い、オスは子供の世話をする。年老いたオスは群れから追い出され餓死する。一方 年老いたメスは若いチュチュたちの餌となる。
○食レポ
保有しているウイルスが多すぎて食べる事ができない。食べたい。
3.ニードリー
●和名
キグロハリムシノコ
●英名
Eternal larvae
●分類
ムシノコ科
○生態
幼虫(所謂毛虫)のような姿をしているが、これでも成虫である。名前の由来は ここから来ており、蛹から羽化した後も この姿をしている。
体が頭部・胸部・腹部に分けられておらず、胸部に3対の脚も持たない事から昆虫ではないと考えられている。
体の表面には小さな棘があり任意で発射可能な上、皮膚に付くと抜けにくい構造になっている。触れると かぶれ を生じる。一度その被害に遭った人はそれが抗原になって2回目以降、個人差はあるがアレルギー反応を起こす事がある。
○食レポ
棘を抜いてバターソテーにする。通は棘に一切 手をつけずに食べるらしい。
4.ブンレーツ
●和名
アカギタマワカレ
●英名
Red-yellow monocular
●分類
タマワカレ科
○生態
最初は単眼がついた赤色の球体でなのだが、心臓が破壊されると分裂し黄色く一回り小さなもの が現れるのが この生物兵器の特徴である。
体内の発電器官で電気を生成し獲物に向けて発射させる他、電気分解で水素を作り出して浮遊する事も可能。
タマワカレ科の中でも最大の種であるが、個体数が少なく絶滅の危険性がある。
○食レポ
ステーキか丸焼き。肉は全て食べられ、どれも一級品。
5.オノ人形
●和名
???
●英名
???
●分類
?科
○生態
どんな生物データベースにも全く記載されていない未知の生物。わかっているのは嫌光性がある事と、自身の血肉で作り出された斧を武器にする事。性別があるか どうかすらも不明。
フーマントと生息地が被っており、オノ人形はフーマントに対抗する手段を持っておらず、一方的に狩られる模様。
○食レポ
布のような繊維は肉でできており、舌触りは悪いが味は良い。
↓この拙作のURL
https://kakuyomu.jp/works/16818093078305733910