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アルビノの生物兵器 立ち絵(「深海ジャングル」編の敵モブ)

拙作「ナト&マグロー」に登場するキャラクター(敵モブ)の立ち絵を描きました!

1.オヤツメウナギ
●和名
ツチサメクロウナギ
●英名
Ground shark-like eel
●分類
ツチザメ科

○生態
ウナギの名が付いているが、ウナギ目との直接的な関係は無く、むしろナマズの仲間に近い。だが鰭は無く蛇のような体をしている。
夜行性で空気呼吸を行う。視力は乏しいが代わりに電気定位により補われている。
地面から飛び出し、地上の獲物に噛みついて地中に引きずりこむ。口はサメのようで、歯が常に生え変わる特徴も持つ。

○食レポ
食用で美味なためオヤツとして人気。言い表しようの無い味がし、どう料理しても美味しく食べられる。

2.キューブ
●和名
ヒトツメアカバコ
●英名
Cube
●分類
アカバコ科

○生態
単眼と1つの細胞からなる胴体で構成された生物兵器。約5億4200万年前(カンブリア紀)から存在していたとされ、生物兵器としても かなり古参である。
カンブリア紀の時点で今現在の姿形は完成されていたが、一時は陸へ進出するために足が生えていたと考えられる。故に生きた化石として捉えて良いのか意見が分かれている。
また当時から複雑な構造の眼を持っており、最初に視力を持ったと言われる三葉虫でさえもレンズに相当する部分(人間の眼で言うと水晶体の部分)だけである。これは“失われた環(ミッシングリンク)”と呼ばれており、レンズから複雑な構造の眼への進化の過程において生物の系統の欠けた部分に想定される未発見の化石生物が どこかに存在するのかもしれない。

○食レポ
固く食べにくい上に味が薄い。

3.スモウレスラー
●和名
シコフミロウガフジビト
●英名
Sumo wrestler
●分類
?科

○生態
力士のような姿をした人型生物兵器の一種。強靭な足腰によるジャンプで地響きや衝撃波を発生させ、天敵を攻撃する。
比較的スリム体型の多い人型生物兵器では珍しい体型で、これは餌の少ない環境でも しばらくは生き延びられるよう進化したため。他の生物兵器との縄張り争いに敗れ、追いやられた影響と考えられる。

○食レポ
食べられない。

4.ネズ
●和名
ハイイロテンジクマルネズミ
●英名
Jumping mouse
●分類
マルネズミ科

○生態
楕円形の大きなネズミの仲間。足腰が しっかりしており、飛び跳ねながら移動する。
排泄物は体内に溜め込み、敵や獲物に向かって飛ばすのだが、腸管が袋状で口と肛門が同じためであるが、細かな絨毛によって砂の汚れが落とされ、食べた時よりも出した時の方が清潔である。

○食レポ
モモ肉を油で揚げる。しつこい味が癖になる。

5.ダイコー
●和名
ダイコンモドキ
●英名
Walking root vegetables
●分類
アブラナ科

○生態
根が進化し足のような機能を獲得した根足類の一種。
葉による光合成も可能だが、地中に体を隠して待ち伏せ、他の生物を捕らえて主な栄養源とする。
植物部が別の生物に寄生しており、宿主の種類によって花の色や体形、捕食の方法が異なる。

○食レポ
一般的な大根と同じ味。何にでも合うため万能。

6.ブラッキー
●和名
ドウナガホソクチカラス
●英名
Blackie
●分類
カラス科

○生態
カラスのような姿の生物兵器だが、頭と胴体が一体化しており、止まる際は羽を山折りする(この時 胴体は地面と並行)。流線型なため、空を飛ぶスピードは速い。
敵に向かって弾を落とす習性を持つ。弾は無性卵で、天敵に向けて迎撃するためスナイパーバードと呼ばれている。

○食レポ
焼き鳥。

7.バケバケ
●和名
トコヨノツカイ
●英名
Plate throwing ghost
●分類
?科

○生態
幽霊のような見た目の生物兵器だが生物兵器なので正式には幽霊ではないとは思うが、実際のところ は不明。この種に限らず生物兵器は およそ生物とは思えない姿形が多いと言われる。

○食レポ
生き物の匂いがしない。

↓この拙作のURL
https://kakuyomu.jp/works/16818093078305733910

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