不幸にも、こんなものを見てしまわれた方々、こんばんは(こんにちは)。
舞香峰です。
日本における別れの季節が、もうじき訪れる。
きっと、そんなときに思いついたんでしょうね、この4つ目の章は。
それだけ。
ハイティーンの頃のメモ書きみたいな設定や構想に肉付けをしながら、形にしています。
本章のもととなったメモ書きには「意識の流れでつなぐ」の文字がありました。
当時まだ読んだことのない、ジョイスの解説文でも読んで、「意識の流れって何だろう」と自分なりに思いめぐらせて、想像を膨らませた当時の自分の姿がしのばれます。
当時の自分に敬意を表し、意識の流れは無理ですが、各人の独白ダダ洩れの章になりました。
章ごとに、いろんな文体・体裁を試して遊んでいます。
毎度、聴き・弾きながら書いていますが、本章ノオトは『11月のある日“Un dia de noviembre”』。好きなクラシックギター曲ですが、またしても見たことのない映画の音楽。
見たことない、読んだことないものの多さに、恥じ入るばかりです。
結局、読んでみようと挑戦してみた『ユリシーズ』はあっさり挫折して、再チャレンジしないまま。いつかまたジョイスに挑戦してみたいけど、それはもう少し年を重ねてからになるのでしょう。今はまだその時ではない気がしています。 24/02/2022