リマリア小説最新作のお知らせ
【眠りの妃 -嘆きの大地賛歌-】
~そこは二度と春の訪れることの無い沈黙の大地~
公開日を下記の通り決定しました!
4月19日(月)午後7時~
以後毎日 午後7時に更新!
初の試みとして小説内の日付と連動させた公開をいたします。
※序節、及び 第37~終節は除く
公開スケジュール
4/19 = 序節(前兆 ※小説内日付 西暦2037年4月5日)
4/20 = 第1~9節(第1日目 ※小説内日付 4月20日)
4/21 = 第10~17節(第2日目 ※小説内日付 4月21日)
4/22 = 第18~23節(第3日目 ※小説内日付 4月22日)
4/23 = 第24~30節(第4日目 ※小説内日付 4月23日)
4/24 = 第31~36節(第5日目 ※小説内日付 4月24日)
4/25 = 第37~終節(第7日目 ※小説内日付 4月26日)
今作では世界特殊事象研究機構 マークתのメンバー(フロリアンを除く)に加え、アイリスプロセスの作中で名前のみ言及されたアルビジアが初登場!
★=☆ー★=☆小説紹介★=☆ー★=☆
舞台は欧州の島国 英国、イングランド。
ケント州 ダンジネス国立自然保護区を舞台の中心として自然環境をテーマとして繰り広げられる物語となっています。
世界各地で自然環境保護と再生に取り組むセルフェイス財団は、ある日ダンジネス国立自然保護区の一画で観測された自然の超常的異常再生の原理解明を世界特殊事象研究機構(W-APRO)に依頼します。
その原理が分かれば薬品などを用いない画期的な自然再生プログラムが構築できる可能性があるというのが理由でした。
財団と調査における打ち合わせを行う為に支部へ訪れたマークת一行でしたが、その打ち合わせの終わりにこの地で他にも異常現象が起きていることを知ります。
ダストデビル(塵旋風)と呼ばれる自然現象の一種が財団が管理する特別管理区域を荒らしているというのです。
通常ダストデビルは地上にあるものを巻き上げる巨大な風のうねりですが、管理区域を荒らすそれは風の刃をまとっているかのように財団の自走式監視ドローンの金属を容易く切断して破壊していたのです。
財団が管理する特別区域とはとある薬品を試験運用する為に、政府から許諾を受けてダンジネス国立自然保護区内に用意された一画です。
この頃、財団は〈どんな荒野でも美しい自然を再生できる〉夢の薬【CGP637-GG(グリーンゴッド)】の試験運用を同管理区域にて行っていました。
それが2037年に入って以降、立て続けに区域内にダストデビルが発生し、周辺監視を行うドローンだけが破壊されるという現象が起きていました。
いつどこで発生するか分からない現象について、財団当主であるラーニー・セルフェイスはマークתの一行へ注意喚起をします。
注意された内容を心に留めながら調査をするマークת。
初日の調査を終えて、付近のマーケットへ買い出しに向かったところで1人の少女と出会いますが…
以後、夢の薬と呼ばれるグリーンゴッドを巡る静かなる攻防にマークתの一行も巻き込まれることになっていきます。
★=☆ー★=☆-★=☆ー★=☆
本来は日付連動のみではなく、予約設定にて小説内の時間と現実時間も連動させようと思ったのですが、諸々の考えを踏まえて日付のみを合わせるという形に致しました。
小説公開から1週間で完結する新しい試みとなりますが、お楽しみいただけましたら幸いです。
追伸
尚、本作ではマークתのレギュラーメンバーの1人であるフロリアン・ヘンネフェルトは名前のみの登場となります。
彼は同時期にドイツ連邦共和国 ノルトライン=ヴェストファーレン州 ミュンスターの地で別同調査をこなしているからです。
そのお話は次回作【不可視の薔薇 -ウェストファリアの亡霊-】にて語られる予定としています。
作中ではフロリアンの他にもロザリアやアシスタシア、久しぶりにマリアやアザミといったキャラに加え…
シルベストリス・クリスティー・アネモネア
ホルテンシス・クリスティー・アネモネア
ブランダ・クリスティー・アネモネア
という3姉妹も初登場予定。
こちらも乞うご期待!