皆様、ごきげんよう。
もしもし? わたくしリマリアさん。
今、原稿の最終確認をしているの。
Twitterでは再三告知しております通り、メランコリア・A -崩壊の冠-の第4章がまもなく公開されます。
公開日は「7/16(土)午前 5時29分」を予定しています。
公開されました暁にはぜひぜひご一読頂けましたら幸いです。
さて、ここからは少し作品の中身についてのお話をしようかと思います。
連載中のメランコリア・Aはオリジナルキャラクター「アンジェリカ・インファンタ・カリステファス」を主役とし、彼女を中心として「精神と戦争」について書き綴るお話なわけですが、第4章にていよいよ彼女の人生における核心部分に触れていく描写が登場します。
遠い遠い昔に彼女に何があったのかという部分への言及であったり、その経験があったから先行で公開している「不可視の薔薇」のあのシーンに繋がっているであったりなど、より「アンジェリカ」という少女のことが深く分かる内容です。
加えて、アンディーンとシルフィーという、今作より新たに登場している2人についてもかなり細かい彼女達の生い立ちからこれまでについての話も盛り込み、そういったキャラクターの人生を踏まえた上で、ラストへ向けて大きく動き始めるといったものが4章です。
第4章にていよいよ世界連合軍VSグラン・エトルアリアス共和国による最後の戦い、第三次世界大戦の決戦の火蓋が切って落とされ(るところまでお話が進み)ます。
精神と戦争が題材といいつつも、ここまでは比較的穏やかな流れで作品が進んでおりますが、第5章以降ではその穏やかさが欠片も感じられないほど色々なことが起きる予定です。
この小説に限っては、絶対にハッピーエンドなど訪れないお話であることを約束いたします(?)
その布石となる第4章 -永遠への道筋-。
静寂から激動へと向かう過程をお楽しみ頂ければと存じます。
Twitterで先行して触れているように、共和国側に新たな兵器群が登場したり、これまで登場してきた兵器がいよいよもってフル稼働で活躍する描写も登場します。
一部の兵器や描写はファンタジーであり、科学的に有り得ないことを堂々とさも存在するかのように記載していることが含まれるのですが、極超音速ミサイルやスーパーキャビテーション水中航走体(魚雷)など、既に現実世界に存在している兵器もあり、或いは荷電粒子砲、レーザー砲、電磁加速砲など近未来において配備が進むと見込まれる兵器もあり、興味をもたれた方はそうしたものを調べてみられるのも一興はないかと。
現実の世界情勢がこのような中で、戦争にまつわる物語を、しかも比較的現実に近い形で描くというのも個人としては思うところはありますが、それ以前より書き切ると決めている物語ですので最後までこのまま走りたいと思います。
現在、鋭意原稿の最終確認中です。
作品公開まで今しばらくお待ちくださいませ。