https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886298635七月も上旬だというのに、既に気温は真夏日を迎えております。
近頃は自然災害も多く不安は尽きませんが、この文章を読んだ方にささやかな幸せが訪れることを願っております。
それでは、報告会、始めて行きましょう!
今回の参加作品は21作品でした。時節柄、梅雨や夏を題材としたもの、あるいは怪談などの心霊現象を扱った作品が多かったです。
他の方が主催する企画と連動して書かれた作品もあり、自主企画同士が有機的に繋がるのは、一企画者としては喜ばしいものでありますね。
もっと開かれた企画にしていきたい、という気持ちは常に持ちながら、運営していきたいですね。
前回は二作品紹介させていただいたのですが、今回は通常通り一本を紹介させていただきたいと思います。
CRIMSON 作者 成井露丸
三段で構成された場面展開に、最初の場面と最後の場面が重なって、謎かけと解答がそれぞれ示される。
特筆すべきは前半の情景描写。
じっくりと書かれたさまざまな舞台装置は、中盤で展開される演劇の小道具や大道具のように緻密に配置され、三段目の場面において示される解答への印象を強くしています。
設定や人物だけでなく、その場面がなぜその場面であるのか、というのが大切な要素であるのはとても面白いです。
さて、枕で話した通り、自主企画同士が有機的につながるのは私としてはとても嬉しい限りであります。
カクヨムでは複数の自主企画に作品を参加させることができる以上、当然そのような作品が出てくるのは当然で、それを禁止する権限は私にはありません。
ただ、私の自主企画に参加条件があるように、他の自主企画にも参加条件があります。複数の企画に参加する場合は、ぜひともその辺りにご注意の上、参加いただけるとよいかと思います。
また、私自身、この自主企画に毎回参加できるわけではないので、参加できる範囲で参加いただければよいと思います。
とはいえ企画者としては頑張れよ、ってところですね、すいません。
ご参加いただきありがとうございました!
すぐに次回も開きますので、よろしくお願いいたします!