https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054887695384お久しぶりです。
日常生活が忙しくなりなかなか物語を書く時間もとれずに自主企画も一度休止しておりましたが、久々に再開できました。
始まったカクヨムコンに短編があるおかげでさまざまな作品がアップされるのを見ると、いよいよ始まったんだなと感慨深い思いであります。
それでは、報告会を始めていきます!
今回の参加作品は40作品でした。
約一か月ぶりの自主企画ということもあって、多くの作品が参加いただけて嬉しい悲鳴をあげております。30作品を超えての参加のため、この報告会を書いている最中も読めていない作品があるのが心残りではありますが、その辺りはご了承いただけると幸いです。
レビューはつけられないかも知れませんが、必ず読みに行こうと思います。
さて、毎回のごとく今回も一作品、たいへん興味深かった作品を紹介したいと思います。
鬼一口の屋根裏 作者 宇部松清
和製ホラーの臭いがするタイトルに違わず、話は不穏な影が常につきまといます。しかし一人称の軽快な語り口と、主人公である夫婦間の仲睦まじさがそれを緩和してとても読みやすいです。
読みやすいですが、秋の早朝に感じる寒さのように怖さがジワジワと足元から迫ってきます。
男性なら必ず感じるだろうこの恐ろしさ……!
鬼とは何者か。その正体は一体。読んでいくうちにその存在がリアリティをもって迫ってくる。
鬼はいる。存在する。必要である。
さて、この物語は続き物というわけではありませんが、登場人物と物語の形を同じくする作品が他にもあります。ですが、それぞれが密接に関わっているわけではないので、独立した一つの短編小説として読めますので、僕の自主企画中に掲げる理念とも齟齬はないものと考えます。
その前の数作品も参加していただきまして、私は読んでおりますが、その中でも群を抜いて読みやすく面白い作品です。
年の瀬も迫ってまいりました。
これからクリスマス、正月、とイベントが目白押しで、それらイベントに関連する短編小説が増えるのだろうな、などと思っております。
面白い作品、興味深い作品が多く出てきて、カクヨムが活発になるのではと思います。
月後半の自主企画もすぐに立てますので、またよろしくお願いします。
それでは、次の自主企画で!