いかがでしょう。これでより「光と闇の戦い」であるゾロアスター教の教えがすっと入るようになったのではないでしょうか。つまりずっとペルシャというのは光と闇の戦いだったんだよと。
ここからは世界史履修した人も知ってるけどユダヤ人がバビロン捕囚を受けたときにはじめて終末論や光と闇の争い、最後の審判と言った教義をゾロアスター教からぱくるんだ。それまでユダヤ人の教義はあくまで「神が人間へ罰を与える」という恐怖の天神への崇拝だったんだよ。当初のユダヤ教は光と闇の戦いなんかじゃなかった。ましてや「闇」が無かったんだよ。
第一部 第一章 第四節
https://kakuyomu.jp/works/16817330647877241956/episodes/16817330647877780722おかげで223,437文字、つまり+3500字程度分量が増えたんだ。
例えばリンクを貼った第一部 第一章 第四節は当初……。
「その後竜は街の建物をひとつ残らず破壊し、夜が明けても破壊を繰り広げた。」で文章を終えたが、この大地は光も闇も人を苦しめていたという比喩にも繋がる光景を出すことにした。
特に「雨が注ぐ」という表現は一神教的文化の表現方法で造物主が水をやるのと同じ意味を持つ。多神教の世界の表現ではないんだね。