拙著の『瓜子姫と天邪鬼の冒険譚』ってお読みになりましたでしょうか?
https://kakuyomu.jp/works/16817330647905297373実は天邪鬼の祖先は国津神の「アマノサグメ」で主に占いの神でした。ですが天津神に逆らったから「天に逆らう邪悪な鬼」つまり天邪鬼にされたんですよね。でも今でも占いの神様でもあるし中世は歩き巫女の神様でもあったんですよ。
もう分かりますよね。この「鬼」の正体とは何か。女性の天邪鬼の場合は単に人の心を弄ってあべこべのことをする悪戯をするだけじゃない。単に占いをするだけでもない。
女の、忍者なのです。
でね、この話をベースにプロットだけ書いたんですよ。
1:武田信玄が諏訪の神にお願いする
(タケミナカタも国津神で鬼扱いの上天津神に敗北した神)
2:空界から聞き入れてアマノサグメ・タケミナカタが2人の天邪鬼を送り込み。当然男女。もちろん「天邪鬼」だから子供。
3:天邪鬼たちは信玄や武田24将に協力する。戸隠忍者として忍びの術を叩き込む。
4:本当は病弱な信玄なので特にピンチだった川中島の時には男天邪鬼は信玄に成り代わって勝負に挑む。影武者って奴。
※天邪鬼は毘沙門天にも仕える鬼たちなので謙信と心で会話し去ってもらうことを伝え、無事終了。
5:武将たちとのあつい友情(BL含む)が生まれる
6:ついに今川を討ち取る。今川滅亡。
7:男天邪鬼が家康を討ち取る(実は偽物、つまり影武者)
8:信玄、天空へ(病死)
9:勝頼に失望
10:例の戦いで大敗北。日ノ本は魔王の天下に
※この時人の姿をした猿を見て向こうも妖を率いていることが発覚
11:男性天邪鬼が失望して武田を去る
12:女性天邪鬼が武田領全てを戦なしでもらい受ける事を伝える。なんと計画の主は瀬名姫。もちろん家康も半蔵もグル。
13:信長にばれて瀬名姫は処刑
14:家康が天邪鬼2名を呼びなんと「裏切れ」と要求。そのうえで光秀とも密約を結び信長暗殺計画立案。本物の光秀は天界和尚へ
15:本能寺の変。黒鬼も退治(本当に黒人がいたらしい)
※決死の伊賀越えシーンもあるよ
16:それでも人の姿をした猿に敗北。もちろん秀吉の事
17:小田原征伐。なんと天邪鬼も関東という僻地に飛ばされる
18:天界和尚が娘の事が気になるとして天邪鬼に探るよう指示。なんと政略結婚した先は虐待されていたガラシャとDV男の細川。
19:ガラシャ救えず
20:関ヶ原の戦いで勝利
21:ひそかに「隠れキリシタンのための道具」を発明。ひねくれながら生きろと信者に伝える
22:夏の陣/冬の陣に勝利
23:天邪鬼2名も家康も神として昇天。天邪鬼2名は4夜叉のうちの2名として東照宮を守護する夜叉神となった。
計画文字数20万文字
結論。俺神話には詳しいけどマジの歴史系は書けない。