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2022年のラノベ市場判明

ラノベ文庫本108億円、ラノベ単行本103億円、合計211億円
出典:出版科学研究所

で、ラノベ市場は2016年の302億円(文庫202億円、単行本100億円)がピークですから約3分2に減ったって事ですよね。間違いなく高確率で半減にリーチですね。

2020年は244億円ですから2年でさらに約-30億円も市場が減ったって事です。なお「推定市場額」ですから「約」にしますね。

文庫ラノベ市場に限ると2012年の284億円がピークなのでピーク時の-62%。逆にコロナ禍でよく単行本市場額が横ばいになったなと。(コロナの5類引き下げは2023年5月ですから今年の5月までが「コロナ禍」です。)

よって、「半減」ラインは約150億円ですからどのみちこの国のラノベ市場は半減します。

ちなみにラノベ市場統計開始の2003年以来史上最悪の額になりました。しかもロックダウンして都市部の書店を中心に数か月も開店出来なかった2020年よりも2022年の数字の方が悪いんだぞという事も追記しておきますね。

文庫版のラノベ市場がだけ2021年は123億円と記録されてるので1年で約20億円減ってるからたぶん2025年は半減にならなくとも2027年あたりで「半減」。つまり私の予言は多分当たるって事です。つまり文庫本市場がこのまま壊滅していく。

追記しないけど。だって本というのは突如なにかのコンテンツでメガヒットする可能性もあるギャンブル性の高い市場なので。でもミラクルが無ければ特にラノベ文庫は年で-20億円ペースという異常なスピードで市場額が減ってるからタイトルの通り「約7年」で減る。なおタイトルにも書いた「約7年」とはかつての市場判明年である2020年を基準にしてます。つまり2023年ももうすぐ終わるので実質あと4年ってラノベ市場半減確定って事です。

『若者のライトノベル離れ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553

つまりこのご時世「ラノベを書籍化すると高確率で地獄を見るぞ」という事です。最後のこの文だけ「それって私の感想」ですけどね。

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