2024年も終わりを迎えます。来年2025年はどうなるのでしょう?
1:ラノベ市場はよくて190億円、下手すると180億円まで減る
これは大きいですよね。つまりラノベ文庫市場の下げが止まらないのです。とまらないばかりか中古本の市場すらも下落します。
2:ラノベ市場の売上主力はアニメノベライズ
よってWEB発ラノベの時代はとっくの昔の2023年で終了。
3:児童書はどうなのか
ここで意外だったのは児童書も960億円→860億円と100億円以上も下がった事です。2年で-104億円ですよね。でも小説版カービイ(つばさ文庫)の売れ行きみると下がってるとは思えないんだよな。よくて900億円とみた。つまり横ばい
『若者のライトノベル離れ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553『若者のライトノベル離れ』は2024年11月に最終完成し……あとは約3年間最新のデータに上書きするだけです。要注意なのは今年の児童書市場の判明がなんと来年11月下旬と相当遅い事です。
12月31日締めでラノベ市場の判明が早くて来年6月、遅くても来年8月です。だから事実上約8か月後にこの評論が本当に正しいかどうか分かります。V字回復してるといいですね。たぶんならないけど。だってこの国は購買力がどんどん落ちているので。だって私は1年間ずっと「オリコン週間ラノベランキング」を追って来たんですよ。実質一昨年(2023)は「転スラ」の最新刊が週6万部でしたからね。そんなラノベが今年ありました?ないでしょ?
いつまでも過去作をだらだら売ると世間は見放しますよ。ラノベってどんなに長くても10巻までですよ。
ちなみに先週のラノベの売上は高いですけどダン待ち、とんスキ、ありふれ、魔法科高校と約10年前と全くタイトルが変わらないというタイトルで異常な状態となりました。つまり2014年から一歩も文化は進歩出来なかったということだけは確実に言えますし新規顧客を12年も逃し続けたって事だけは事実です。これが2016年のラノベランキングだったらどんなに良かったことか。しかし2024年年末なんだよな、これが。
それでは、よいお年を
なお私はラノベの公募は出すだけ無駄ですので一切出しません。この市場額ではね。