あけましておめでとうございます。もう正月3が日は過ぎました。
でねカクヨムで★0つまり最小と最大の星の数を「0」で検索してみたんですよ。
なんと177,603件が★0作品です。
信じられます?
じゃあ、★が0-9つまり2桁にも達してない作品ってどのくらいると思いますか?全354,408件あります。
なのでねカクヨムってもう★2桁の時点で相当上位なんですよ。全509,484件ですからね。まずこれで1つ分かった事は読み専または活動してない人が1登録作品あたり約半分も居るという事だ。現実には投稿する人は数作品出すのでカクヨムではなくここはヨムヨムだ。
そして★0は34.8%。投稿者の約3人に1人は★0をなんからの作品で食らっているのです。
次に星が2桁に届かない作品。69.5%あります。
つまりね、カクヨムで★10以上ってそれだけで上位3割なんです。
じゃあ★100以上ってどうだ?
なんと全24,379件しかないんです。★100以上作品は上位4.7%って意味です。
凄いですよ。『暗黒竜の渇望』って実は上位5%以内作品なんです。つまり「小説家になろう」のような感覚で居てはいけない場所、それがカクヨムなのです。
もうわかりますよね?書籍化ラインの星の数。★1000以上で見てみましょう。全3,923件しかありません。0.7%つまり1%にすらかすらないです。
ということで書籍化を目指すのではなく素人としてどのくらい上位にいるのだろうということを楽しむのがWEB投稿サイトの真の楽しみ方です。
ちなみに「若者のライトノベル離れ」は★723です。全5,077件と出ました。実は上位0.9%(偏差値74相当)なんですよ。さすが評論ジャンル累計6位作品ですね。自作はなんとカクヨム上位1%すら乗り越えているのが1作品あるのです。そんな人周りにいます?
そんな上位1%作品ですら私は書籍化出来てないですからね。
夢は夢のままにした方がいいよ。星が付かないと言って筆を折るのは愚の骨頂だよ。
ちなみに★1000どころか★が4000あっても書籍化出来なかったという作者がごろごろいる世界である事をお忘れなく。★1000以上はもう選考委員のお目にかなうか、でしかない。それはもう「運」なんだよ。
「若者のライトノベル離れ」(カクヨム上位1%以内作品)
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553なのでいかに「書籍化」が『運』の世界なのか、よく考えた方がいい。
なお★10,000超は314作品(上位0.06%)である。上位0.1%(1000分1)以上はもう宝くじの世界である。それを「事故」という。0.06%ってどういう数字なのかよ~~~~く考えた方がいい。
さらにここから書籍化作家3年生存率が15~20%。ということは約0.001%(約10万分の1)ぐらいである。0.1%未満の数字にもう意味は無い。それは断じて実力ではない。
それはもう宝くじの世界とほぼ一緒である。ちなみに余談だが年末ジャンボの1等が当たる可能性は約2000万分の1である。
最後に重要なことを言うがカクヨム発でメガヒットした作品は1作も無い。文芸的に……という作品であればカクヨム発としては『同志少女よ、敵を撃て』1作だけだ(現在この作品はカクヨムでは読めない。2022年本屋大賞+直木賞W受賞作品)。『同志少女よ、敵を撃て』は早川書房なのでジャンルは純文学と言っていい。決してラノベではない。
ゆえに世は最近のラノベの事を「なろう系」と呼んでいるしちょっと前までラノベ市場の下落を食い止めていたのは『小説家になろう』のおかげなのだ。嘘だと思うのならカクヨム累計上位作品を調べてみるといい。それが現実なのだ。
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※管理者様、これBANしたら「現実を認めてない」という事ですからね。なおメガヒットとは累計1000万部突破作品のラノベの事を言う。
『若者のライトノベル離れ』のラノベ年表では2016年の作品を最後にメガヒットしたラノベはついに誕生せずまもなく9年を迎える。最後に1000万部を突破したラノベ作品は『ゴブリンスレイヤー』である。初刊が2016年。
ラノベ年表
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553/episodes/16817330663604933664