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紙の出版市場、来年にも1兆円割れか?

ラノベ市場半減~の読者の皆様誠にありがとうございます。今、年間4位という驚異的な順位となっています。ああ、これが小説の順位だったら……。

若者のライトノベル離れ 約7年で市場半減のショック
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553

それはともかく2022年の出版市場って紙1兆1000億円、電子4000億円だったのです。2021年の時は紙1兆2000億円、電子3000億円です。コロナ前は電子市場はたったの1000億円です。そして電子の85%が漫画で一向に一般書籍が電子化される傾向を見せません。

もうわかりますよね。ラノベはもっと窮地に立たされると。そして実際に電子コミカライズを見て分かったのですがこの「無料」の多さ。

私はもう「漫画家」という職業も危ういなと思っております。

私はあえて書かなかったけど「個人の感想」として。日本の漫画文化が危ないなと。いよいよ韓国式の縦読み漫画が世界標準になって日本の漫画文化は世界の隅に追いやられるなと。

そう、電子漫画のかなりが韓国資本企業なのです。

ラノベのコミカライズ。なんで完結もしていないのに簡単に出版に踏み切れるのか。私は漫画家も使い捨てにされてるんだと思います。単価も無料~200円ですし。だからラノベ打ち切り→コミカライズ打ち切りが容易に出来るのでしょう。普通は小説の「漫画化」って言うのは金字塔のはずです。気安くしていいものじゃないはず。それがこんなことになってる。いずれ電子漫画市場も質の崩壊から市場額の崩壊につながっていくはず。なにより「無料」サービスの乱発は有料版を買うのが馬鹿らしくなって電子書籍バブルが崩壊する可能性が高いです。

ただ、この書き込みは「漫画」の最新状況であってラノベじゃないのでここに記入することにします。

ラノベ市場半減~年間4位という順位を得ました。極めて責任を感じております。

1件のコメント

  • 弁財天睦月 様
    私は「無料」はいかんと思っております。制作するのは「タダ」じゃないからです。
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