こんにちはこんばんは、小谷です。
本日、行き場をなくした物語にて「だんめん」と「一滴の星」という二つの話と霊媒堂猫の手、蠱独編の肆を公開しました。
短編の方は、即興で書いたものですので、あまり深い意味はないです。
「だんめん」はまさにこの間、木の断面を見て思いついたものでした。こういうことあるんじゃないかなぁと。ないかもしれないですが。
「一滴の星」は、ただ「星が消えたのは、そもそも人のせい。誰かが独り占めして隠したんだ」という文を思いついたので前後を付け足してみました。
本当に即興ですね。
ぼんやりと思い浮かべて文字に起こすというのも、いい練習になりそうです。今後もたまにやります。
猫の手は……今回はホラーっぽいです。
実は、足首を掴まれて引き摺られるというシーンは、初めてホラーを書いた小説の復刻みたいなものです。
怖いですよね、いきなり足首掴まれてずるずる強い力で引きずられていくの。
初めて書いた話は、墓場に連れていかれて地面から伸びる手によって引きずられてしまうというものでした。猫の手を思いつく前のことです。
本編は鳴海が大ピンチですね。
実はこの回、鳴海の口調がものすごく男っぽくなっていたので修正しまくりました。たまに、男か女か分からなくなるのです。
この時代も、あんまり男女の言葉遣いに差異はないようで本当に難しい。
毎度、ひーひー言いながら書いてますが、もうすぐ十万字突破です。どうやらノベルゼロコン間に合いそうで安心……引き続き、見守っていただければ幸いです。
さて、鳴海はどうなったのか。一華にとり憑く蟲は呪いなのか。呪い師・影狼とは。仁科が何やら変な術を使い始めてますが気にしないでください。
そんな次回はちょっと流れが変わりますが、どうぞよろしくお願いします。
《御礼》
夷也荊さまより、猫の手に素敵なレビューをいただきました。
あたたかいお言葉に励まされました。本当にありがとうございます。