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霊媒堂 猫の手〈山彦編〉完結!

こんにちはこんばんは、小谷です。
本日、猫の手山彦編、漆・捨てる神あればを更新しました。
前回から時間が空いてしまい、申し訳ないです。あと、ノベルゼロコン締切が差し迫っているので焦ってもいます。
下書きは既に14万字達成まできているのですが、推敲に時間をかけています……更新が遅いと思ったら推敲しているんだと思ってください。

山彦編は櫻幹に比べるとほのぼの、ほっこりしています。あと少しの切なさもプラス。
実は、一番最初の初期段階(構成前)はまったく別の話でした。
山が出てくるのは決まっていました。あと、光輝くん。彼のキャラクターは最初から出来ていたのですが、変えたのは年齢と性格です。本当は真文と同い年で表情に乏しい少年でした。
そしてうっすら考えた内容は疫病でしたので、なんだか暗く陰気な話になりそうで(^_^;)
妖怪を出したいなぁと調べ物をしていたら「山彦」に行きあったので「これだ!!!」と路線を変更。そうして出来たのがこの話でした。
光輝と疫病の話はまた別の機会にします。
そして、岩蕗のキャラクターが出来たのはこの山彦を書いている最中でした。割と重要人物のはずなのに、ぽっと出です。岩蕗と光輝はレギュラー入りなので、今後も登場します。

今回の話は前作「21gのひと」を書いたからこそ、感情を練り込ませることが出来たように思います。
昔、友人に「小谷の書く小説に出てくるキャラはみんな、なんか冷たい」と言われたことがあり、ぐっさりきたことが。
自分自身が冷たいからなのか、登場人物にドラマを作っていないからか……果たして、今書いている作品のキャラたちはどうなんでしょうか。
成長できていたらいいなぁ……。


さて、次回から新章です。夏の章です。
ちょっと更新が怪しいのであらすじだけでも書いておきます。ちょっと今の段階じゃグレーな内容なので……(^_^;)


夏の章 蟲独~コドク~
ある夏の夜。愛憎と肉欲が混ざり合う小さな遊郭で事件は起こる。
そんな見世一番の遊女である一華(かずか)から猫乃手宛に文が届いた。
仁科は意気揚々と隣町、水土里町にある遊郭「徒花」へ出向こうとするが、この依頼はいつにもまして厄介なものだった。


そんな内容です。何がグレーなのかは遊郭というワードで察してください。あと、蟲独っていうタイトルからもう不穏な空気ですね。
真夏の夜に見る悪夢を気長にお待ちいただけたら幸いです。


《御礼》
いつも小谷の作品を閲覧いただき、ありがとうございます。評価やコメント、応援、いつも励みになっています!

そして、もうすぐ短編コンテストの読者選考が終わりますね。
「その唇を待っている」でエントリーしていますのでこちらも是非よろしくお願いします!

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