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浦島と他

ネタがズンドコなくなってゆく

 新城カズマ『物語工学論』あった。

アダムとイヴが出会ふ

イヴは二面を持つ

 蛇による、イヴの提供する知恵の実を食ったアダム 神様に怒られて天界から負け出る。

 ユダヤの傳承でも、イヴのまんこが腐ってるよぅ。法秩序も正義もへったくれもないよぅ。

プロメテウスさん、水と土をこねくり回して人間を作る。

 ふぁいやあとか人間へ文明をもたらしたとかはアレ。

 弟君 兄貴の禁忌を破ってゼウスのアレをいただき、失敗する。パンドーラさんに秩序の二つが認められるか不明。

『翔んで埼玉』は、人外魔境埼玉の貴公子と、東京の兄さんが、身分違ひでなんかしながら性別はー、で行く。さう言ふ訳で土着が結構残ってゐた大阪と、かの埼玉は須らく戦ふには違ひないのだが、うーん。

 『時の流れに』では、時間といふ障壁があって、東京から地域的なアレで見られてゐるが変なアレはない茨城県の土人同士(多分)が出会ひ、タイムリープ能力のある方がそっちでなんとかし、ハッピイエンド。さう言へばこの話、配偶者が法の執行者であった。
 
 「OgÚn alagbede」
『ヴードゥー大全』192頁では「オグンアラグベデ」ヨルバのオリシャで鍛冶と戦闘を司るオグンのキューバにおける、カミーノと呼ばれる派生神で鍛冶屋。
 同著200頁「鍛冶屋オグンアラベデ」 イェマヤのカミーノの一であるオグンテことイェマヤオクティの旦那。
オグンテさんは旦那の作ったチェーン巻いて山刀二本振り回して戦ふさうであるがオグンの元嫁オジャさんも二刀流。
 同著198頁「オグンアラグベデ」 オチュンのカミーノの一つオシュンイジャンラの配偶者。この方も夫とともに戦場や火事場で働く。
Gが消えるのは誤記なのかどうか不明。

 浦島太郎フォーマット をっさんがなんぞを助けると、お礼に龍宮城へ連れて行く。そこで三日のつもりが三年ほどどんちゃん騒いでなんかを貰ふと、帰還する。海幸山幸傳承を浦島太郎級と言ひ張るとか。玉手箱は三つか。

 手塚治虫の大昔のマンガに古代魚出てきたなぁとかの他に、宮崎駿『天空の城ラピュタ』に五秒くらゐ古代魚が出てくる。『崖の上のポニョ』はサカバンバスピスはないよなやっぱ。デヴォン紀の魚の方が普通オルドビス紀の奴よりもなぁ。

 をっさんの造形を考へる
 サカバンバスピスを拾って帰すと
 古代魚の導きで海底かなんかへGO
 彼はそこでの乙姫 マリアオヴレグラにより、農耕をやる。この辺のお付き合ひを悪夢のごとくとかやったらいけさうである。があでにんぐは結構良いので、輪栽式 中耕作業 牛の舎飼ひ マメ科の開発をやり、そのうちそこは彼にとって一番嫌なDash村であると知れる。生産によるお付き合ひは暴力機構生産の基本中の基本なので別離はキッツい筈である。
 帰ってくると近未来であった。岩波文庫での所収の浦島では玉手箱Cに鏡入ってをおるのであった。煙をなんかのナノマシンにして、鳥はなんかにしてアレ。

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