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バイオパンク案

 生物学あるある。生物学的な新発見をしたともってドイツの文献をあさると然るべき資料が出る(M・スヒルトハウゼン『ダーウィンの覗き穴』200頁)。前にハダカデバネズミを、19世紀にアフリカで発見し持ってきたドイツでは、結局アレといふのをやってたNHK‐BSの番組があったけど。D・ディクソン『アフターマン』の前にH・シュテュンプケ『鼻行類』が出てたと言ふのは偶然そのアレに準ずるらしい。

 チャールズ・ダーウィンについての傳説「最晩年に改心した」を批判し、他(フジツボの長すぎるちんこについての論文がある)彼の論文に出てくる性的なアレを校閲しまくった思慮深い娘ヘンリエッタ・ダーウィンは、パッルス・インプディクス(「淫らな男根」の意)といふ、スッポンタケ(の学名がちんこを指すPhallus)の一種をイングランドから根絶せんと奮闘したさうである。ダーウィンとフンコロガシはいいか。それを踏まへてエティ・ダーウィンキノコ狩りと行くと、半田溶介女狩りみたいな(山上たつひこ脳はあまり機能しない)

 絶対者拝んでて、人の意見聞く耳を持つのはドイツでもあり得るので、育種へ手を付けるドイツ人はあり得ると思ふ。

 『家畜人ヤプー』育種がなー。バイオテクノロジーやDNAをいじると言ふのを知ってゐるパオロ・バチガルピ諸作品で、なほかつ出来合ひのやつへ手術を施すと言ふのがある。

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