エイリアンビッグキャット が英国人の脳内で凶悪な真似をさらし始めたのが19世紀。アヘン戦争はー、絡められるか不明。
猫蠱術 流行ったのが七世紀とか。蠱術でどうのと言ったら諸星大二郎『無面目』。東方朔のお茶目と死と他デモーニッシュななんぞ体系がー。
金花猫 南方熊楠全集をあさると、これに関する頼りない記事がアナルセックスのやり方のおまけに書いてある。なんか知らんけど、野郎同士による 「正しい後庭の犯し方」をやったあとで「金花猫調べたけどよく解らん」と。これと「金華猫」をパラフレーズできるのかいろいろ不明。
『Truth in Fantasy』シリーズって『幻想世界の住人たち』が1988年で、1989年にびゃーっと出たらしい(いいんです田舎者なのでバブル崩壊辺りに入手できたんですはい)。支那篇も1989年。へー。によれば、猫蠱と呼ばれるもののうち、緑郎(雄)と紅娘(雌で良い筈だけど「娘」だからBBA多分)と呼ばれるものがゐるらしい。
WIKIでも引かれる「生後3年で、夜中になると屋根の上にしゃがみこみ、月に対して口を開き、月のエッセンスを取り込み」を説く水木しげる大先生は、金華の猫を「憑き物」ぽいとする。こっちでは猫鬼と金華猫を別にする。
萌えるめう 猫の苗は音で良い筈。英語圏と支那ではぬこ様はみゃあみゃあ鳴くと言ふのでみょう音。そこから、なんか植物である言訳。清水義範著『面白くっても理科』の西原理恵子パートで、西原先生が駐車場に生えてゐるぬこ様を称してさう定義したがさう言ふ奴。手塚治虫大先生のアレのフォーマットが山田章博作品で確か(換骨奪胎杉の面目躍如しまくりで)
支那でネコ科の生き物を指す狸字をそのやうに使って、日本人に納得される可能性があれば。
確かに、『拳児』で「うきんとう」(劉 の字を分解した「ばうきんたう」の湯桶読み)があるんだから、比較的メジャーな卯金刀さんをなんかで。『諸怪志異』の五行先生が劉氏ってのはちょっとアレであった。あと堂(トン)とかなんかを。
ヴィクトリア朝ッ!!、自主規制が暴走し言ひ変へがカオスを作ッた時代!!森薫大先生のメイドマンガが売れッ!!アリス莫迦とホームズキチガイが跳梁する中ッ!!行ける可能性がッ!謎!!
マオダー