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猫耳雪男のようです

 雅歌 イザベラ・バード『日本奥地紀行』平凡社版全四巻のが濃くてよいぞ。で、あぅあぅ、訳が あぅあぅ、「君のおっぱい(たゆんたゆん)は双子の雌アンテロープ(美しい の意もある羚羊ツェビの女性形がツェバオト!!)のよう 谷間でスイレンを食んでいる」を踏まへ、ヒマラヤン羚羊とそれファーによる雪男の体毛についてアレする。

 中尾佐助著作集で、科学的アプローチで雪男行けるんぢゃね?と思ってたら違かった話が掲載のブータンがどうたら編と、衒ひなく「物理的に実在するポルターガイストの意味付け」としての悪魔(芋を転がす)がちゃっと出て来るアフリカ篇がコンボで作られててなんかもにょる。しかも資料にならん。

 そんな訳で京大旅行部(多分)はおまけだけども、東大!!医学部と毎日新聞が雪男探しをやってた!!マジか!!

 大雪男チュッテー(ヒグマ) 中雪男ミッテー(羚羊系) 小雪男テルマー(アカゲザル) ううーむううーむ。ネコ科の鳴き声が雪男のアレだと言はれるんだよな。

 幻解!超常ファイルによれば、あぁ栗山千明様のおみ足、ビッグフットの足跡を調べると、夥しい偽物の中、さう言ふ「足型作ってポン」の造ったやつではありえない、土踏まずがなく、踵からぐにっと上がる物が出ると言ふのが出てきて、これは「攀木性(木登りスキル)」のある生き物の特徴ださうである。アメリカ人が土人化する言訳でガチの先住民インディアンが言ひ傳へるサスクワッチがと言ふのはいいや。
 荒俣宏説で、イェティの方の足跡とされるものは「雪の解けかけの所にあった、狐の足跡」ださうである。

 D・ディクソン『アフターマン』のストライガ―さん。インドの山奥で修業して拇指対向性(右手をご覧ください)、纏繞性(てんぜうせい 巻き付く)と肉球付き尻尾、ストライド(ぐるんぐるん腕)できる四肢を獲得し、森林へ進出しておさるを食ひ捲る。ここに英国人のぬこフォビアが見れるかは不明。「先生スコットランド人なんだが」関係はもっと不明。

 ホモテリウム。欧州で人類が生活を始めた頃にまだゐた、セイバーキャット(牙はちょっと小さい上どっちかっつうとシミターっぽい)。後ろ足の比率がその辺の家猫と比べても異常に小さいので、後ろ足だけ蹠行性(ベタ足)説が1990年代まで通説(後、肉球だけで歩く可能性が支持される)。

 永野護『ファイブスター物語』でのネコミミ族の「でじゃいん」が売れるんなら。

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