すごいやるきがない
『ファンタスティックプラネット』 オム族がいっぱい いいか。
『All tomorrows』ネモ・ラムジェット 火星人に育種された人間があれする。
ティンカー が元々ブリキ製品の修理をやりながら放浪する一族の名前で、鋳掛屋さんを指してなかったらしい。
『電忍アレスタ』(コンパイル) 行くぞアレスタ お前の力を見せてくれっ!! どっちかと言へば 「こんなんですけどスチームパンクです」。厳密には「アレスタは不明」秋津島へ鉄砲が齎されたころにそれでなくて しゃわーしーんだー わーい 謎の異人が謎の蒸気機関をもたらし、ロボが戦場で使はれるやうになり、織田信長公があれする。神谷明さんの声で「是非も無しよのぉ」はよいです。
倭寇 宮崎駿『折り返し点』所収のそれによれば、『もののけ姫』のエボシ御前は倭寇の嫁であったが、旦那である「中国人の頭目」をぶった切って彼女を慕ふ手下と伴に田舎の山奥でプロレタリア部落を建設する。ロケ地と言ふかタタラ場のモデルは中国地方であるが、多分、倭寇のトップに王直などの中華系がゐた件はあの呼吸するエンサイクロペディアは知ってる筈。そしてその「倭寇」は、クレオール(コリアンな人は確実にゐたらしいのだが、コーカソイド系がゐたらしい)な上に、オーヴァーテクノロジーみのある技術者もゐる集団。
『もののけ~』で石火矢(ハンドカノン的な物は明国の者なんだよな)の母子式版を秋津島オリジナルと言ひ張るのはなかなかかっこいいぞ。
ほんでポルトガルの非道。当時から非合法であったらしい。その鬼畜の所業の中では、イベリア半島人の大陸的でおおらかなざっくりタームが横溢してゐる。チーノはまづa支那人ぢゃない(フィリピン系が主)bインディアンも指す(そらモンゴロイドだけど)、さらにニグロが、「色の浅黒い人」を指す語で、アフリカ系のいはゆる黒人のみを一応指すのがカフル(Cafre)。あの弥助さんもカフル。そのキリシタンの外道をざっくり書く『へうげもの』での弥助さんはかっこいい。
シコクビエの一名に「ヨスケビエ」があるのだが、この与助さんは土人系(こっちの与助さんが道端に生えてる稗を取ってきてどうのとか)で説明されるのだが、この植物の起源はアフリカなので、「豊饒神ですらある、ムーン山南部(多分東アフリカ)にある国の人弥助さんか与助さんでもいいやが、ソレを持ってやってきて」と言ふのがでっち上げられる。
そのニグロイド与助さんは、多分まだ「大嘘エクスキューズ」込みで、・・・カフルはモザンビーク系だからダメか、「くそったれギニア人(orマリ王国かどっかあの辺のサムシング西アフリカ系)が―」と言ひながらそのあほなクロンボの文化である水生栽培植物の技術(おやつ系の、蓮の栽培をしてたさうであるってロトパゴイは実在したらしい)を使ひながら水田の開発に着手、支那の美味いオリザ(平田さんは多分不味い)をソレで栽培してみるとなら言へた筈。
ビッシャ(Bicha 動物系の雌を指す語で、まんこ系を指したらしい。主に中華系の女性) カスト(上下階級でなくて種族を指すらしい) メニーノ(子供) とか。
カストモデルとして『家畜人ヤプー』『マン・アフターマン』
オルダス・ハクスリ『素晴らしい新世界』の諸カストが自身の階級に誇りを持ち、他を蔑視すらしてゐるといふのはよいのだが、性差別がコンプラ的に大丈夫レヴェルで存在するのが謎(作者先生はミソジニーの人らしい上に、αと他階級で女性がゐないらしいのだが具体的な描写がない)。
ヴィクトリアンバイオパンクの言訳。ダーウィンの前に、ジェンナー先生の師匠ジョン・ハンター先生と言ふ方がゐらっしゃって、彼はある特定の階級に対する治療者としてきちんと機能し、かつ確か進化的な概念に関してどうたらと言ってゐたが、倫理観はなかった。鶏とかで人間の組織の培養とかやってた筈の師匠は、天然痘の種痘の移植を逡巡する弟子へ
「Why think why not try(なぜ考へる なぜ試さない)」
と言って実行を促した、といふ鬼畜な仁術者である。しかもこのアレなやつのせいで、文明が益されてしまったといふ訳の分からん事態があるのである。うがー
チェシャ猫 原典のモデルを参照すると、ディスプレイサーアライさん(五mくらゐ先に本体がゐるやうに見えるのだ)。熱光学迷彩の言訳は、『未確認少年ゲドー』に出て来た奴に説得力あるんだったらやるのだ。瞬間移動能力のある巨猫(ラグドールの平均サイズよりちょっと小さめのでかい大型猫なのだ)はイギリス或いはアメリカとか豪州とかに一山ゐるのだ。D&Dなんて全然やってないからよくわからないのだ。
『はだしのゲン』の手法は、掲載当時既に古い、「昭和二十年代」のもので、DaPUMPの『USA』は、曲そのものがHITした当時、多分意図的に懐かしのめろでえをこねくり回して出来てるし なので「わざと昔のアレを持ってくる」手法で― と言ふのの懐かしのそれに
ファンクがふんぞり返ってるんだー(バイオパンクもので「Ribofunk」とやらがある) さう言ふものなんだー Genefunkと言ふのが謎。
謎の偶然で、高橋留美子先生は、デビュウ当時から、その時代すでに廃れてゐた「髪の毛の分け目をホワイト修正液で表現」と言ふ旧い描法を少なくとも『犬夜叉』までやってゐる。
ワトスン&クリックが、何とかフランクリン先生の所から塩基の写真をパクってきてどうの問題。
「インドへ対ワタキバガ用綿花を売りに行ったアメリカの会社がそれを拒否られた翌年、インドの綿花畑で中海嘯が回避された問題(プレゼンで植えられた奴の種をお百姓が保存し植えたので)」があるなぁと思ったら、パオロ・バチガルピ『ねじまき何とか』では、不稔性の植物などを栽培って、一応日本では蚕と桑はその会社の奴をいちいち買ってきて、栽培させられる。なほ普通の植物はタイ以外で壊滅的。
お芋さんの栄養繁殖を舐めてるんだか、なんだか。
S・ウェストフィールド『リヴァイアサン』三部作の衒ひのない転倒のネタ元。ちょび髭の伍長野郎さんが行ふ蛮行のホロコーストでは、処置後、髪の毛を剃りメガネ、入れ歯、義手義足を取って、「髪の毛の部屋」「入れ歯の部屋」「眼鏡の部屋」「義手義足の部屋」へ放り込むといふ、一見するとふざけた感じの部分があった。人体を部品視し、とにかく解剖し分割し分類できるのは、欧州、厳密にはドイツ人的だと言ひ張れる筈である。『家畜人某』でもあれだったし、メンデル大先生がオーストリア人だから、遺伝の発見の所で遺伝子を弄るまでに行けるはずだ。
その家畜人ヤプー、P・バチガルピ『ねじまき少女』では、人造人間などは訓練する言訳がある。