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アメリカの筈

UナイテッドSる朝焼けは、・・・Aぁ!群青色。

 豪州クイーンズランドの辺、エロマンガが、白人の手によって、内海がたゆんたゆんして淡水ぶしゃ―のデルタがある大河の源流説があるのだが、どうもあのこれは「白人ってメガラニカとかテラアウストラリスとかを発見したいくせに豪州は端から無視してる問題」でなくて、コンゴ山脈(ニジェール川の水源にある筈の山)やムーン山(月の山らしい。ジャングル大帝はー でナイルの源流にないと困る山)のやうななんかのちゃんとしたエビデンスの果てに想定されたあれらしい。
 ちなみにクイーンズランドは一億年ほど前は浅い海で、そこで水棲生物首長龍の一種エロマンガサウルスが発見されてゐる。

 扶桑 支那の僧侶慧深が一桁世紀に発見した場所。一応「北海道のどっか」他諸説があるが、北米のどこぞと言ふことになってゐる。てふか欧州の地図にこれが記載されてゐる。


 聖ウルスラ ブルターニュだかグランブルターニュの辺で、キリスト教童貞として生活せんとしてゐたら、異教徒の旦那と結婚させられ、いろいろあって「舌を抜かれた処女云十人」と共に嫁がされる予定であったが、その皆さんは乗った船が一応おフランスのどっかへ漂着する。皆さんは一応そこで聖なる独身生活をした筈であったが、フン族が来てぶった切ったさうである。なんか知らんけど、そのウルスラが逢着したところが、後、ばんばん増えまくり、コロンブスはカリブの辺の島をウルスラ島と命名した。
 ウルスラと言へば魔女宅がどうとか言ふと、そのアニメ映画を百万回見たといふファンが、存在そのものを否定するらしい。高山みなみ様の良いみ声で
「君美人だね」
 とか言ふのはなんかよい。

 カリフォルニア 16世紀に書かれた本によれば、インド諸島の右手に「天国にまぁ近い島」あり、そこの土人は全員ニグロイドの女性で、アマゾネスのごとく勇猛かつまともな生活をしてゐる。そこには金属が金しかなく、あとは宝石が出る程度ださうである。
 かう言ふのであるにも拘らず、大変人格者な土人を統括する、カリフィア女王も素晴らしいと言はれ、グリュプスとやらを云百頭飼って、金の装飾品で飾ってゐるといふ。さう言ふわけで、夢が暴走するカリフォルニアが、其処と言ふことになってゐるのでさう命名され、さらにそこは半島で陸地とつながってることが判明したが、黒人国家がある島の情報は18世紀まで続いた。アメリカで金出たけどー、ブルズル(金)と言はれた国は南アメリカで― そこにアマゾン川があってー。
 ここ16世紀の人が妄想してる「クロンボ女の国」なのにびっこの家鴨さんでなくてグリフォンしかゐ無いから、
 いろいろあって野郎だけのパーティが、漂着したそこは、ぢゃあ女王はオムパロスでいいや、のミサンドリー政策によって男性が大虐殺なのでさうされかけるー、
 皆さんは一応そのカリフィアが統率するレジスタンスの人に匿はれるー、
 いろいろあって皆さん蜘蛛とか倒す、
 抵抗に参加した主人公御一行様が本懐を遂げたころ、お国からの吉報を聴くがいろいろあって救援には長い時間が、ぢゃあれですな
なフォーマットができんではないか。

 あと南米の方の女性のみが経営する国家アマサウネンを日本の根岸肥前守鎮衛がアウトプットしたところによれば、七夕のへんで近隣の野郎と接触するさうである。木本の草で武器になる者(『耳嚢』には女武人族は竹槍で武装してゐるとある)。イネ科のなんとかは、南米に「浮草系の浮稲」(水位の上昇に対し、稈の実るのに必要な程度の所が取れる 土人は食べない)があるので世の中は侮れないが、それこそ「雌がちんぽを持つゴキヴリ」はゐさうだけど木本で武器になりさうな植物はあのー。

 ウェールズのなんか。ジョン・ディーって僕エノク語とか死者との交信とか相棒のケリーに騙されたとかしか知らないけど航海技術に関する知識はあったらしい。の著した『カンブリアなんとか』によれば、12世紀、グウィネドのオウァイン王が、周辺諸国からボコボコにされ、陛下のお子さんもアレされかけたので、そのマドック殿下(ウェールズのそんな名前は、日本語で無理やり表記しても「マダウク」)は適当な手勢を率ゐて西方へ負け出、ついでにアメリカのテラ・フロリダとやらを発見の筈、一回帰って、有志を募り、また渡米して、コーカソイド系インディアンになりました、めでたしめでたし。この話は信憑性があのーの割に、トルデシリャス条約がどうのの時、エゲレスはこれを振り回して北米の領有を主張して、却下されたらしい。マドック族捜索の情報に関しては知らない。ラヴクラフトの偽系図にもナイアルラトテップの末孫とクトゥルフの末孫のおぞましい婚姻による、「ウェールズのオーウェングィネッド」とやらのさらに子孫としてかのHPLが書かれてゐる。

 ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』ブロブディンナグがアメリカの西部の、カリフォルニアの辺。

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