ナマケグマ は特殊過ぎるよなー
南方熊楠によれば、東洋の狒狒とかきょうようなどの「フード被ってる」「人間ぽい」「唇がびろーんてなる」怪物群のネタはナマケグマの生態に関する情報が傳播してできたんでは、
ださうである。タピオカとかも書いてをられる南方先生の方でなくて、柳田先生の文献に、女装し、男性の配偶者と暮らしたボルネオの巫覡であり男の"巫女"「バシル(Basir)」がどうのと言ふ文章を見るとびっくりする。
ツキノワグマがタケノコ好きなので、さう言ふのから進化して、あの殺人毛玉パンダ!!ができたとすれば、フードに見えなくは無い鬣、一応凶悪なベアクロー、啖肉獣としてのアイデンティティをまだ持つ牙、・・・無駄に発達した腕で蟻塚をベアハッグで粉砕してゐるとか、な準好蟻性クマさんも妄想可能なはずである。
ハニー食べクマの辺とかはなぁ。手垢付きまくってるし。「ロックドルームで困る黄色い熊」体系を支那へ輸出がー。
『レイク・プラシッド』1。どっかにワニさんが出たのでおねいさんとか出動~あれ外来種だけどどうするよ問題勃発~まぁアレの方は捕獲しますけどね。参考資料で、平成ガメラ一発目はイカスんだよ。(シン・ゴジラはまた別のアレで良いと思ふ)自衛官差別の辺りとか、先生が調査中、「多分ペレット」だけどありえんほどでかいなんぞの中に、その説のエビデンスである、「知人の愛用品」があってどうのと言ふのとか(有川浩大先生が昔「王様のブランチ」でこのシーンを上手いと力説してゐたと言ふのは、えー)、いろいろ。・・・「自衛官が造る対策室のテーブルに、山盛りの菓子」は入れた方があの。
冬眠問題 メスはできるだけ広範囲を回り、できるだけ複数の雄とやる。その際a受精卵が一時期子宮内を放浪するかb精子嚢で保存され、然るべきときに受精する、で冬「お父さん違いの双子とか三つ子とか」が産れ、と言ふのをやると「何とか言っても近親婚でアレする」リスクが減る。蝙蝠やイタチの近縁種であるクマさんで出来た筈。
あれば、単孔類や、単弓類、有袋類の複根クマ(Y字になってておしっこと精子が別の所から出る。コアラとかって合理的だなぁと思ってゐると雌のまんこは確か一個だが、確かそのちんこを受け入れる二つの精子道と、産道が、子宮の手前で融合した筈。ど畜生共め)、ナンディベアは象の仲間説(金玉がない)、異節目の南米熊、狒狒とか猩々とか山姥とかの、体系の核に出る架空のナマケグマなど。
最新科学の限りを尽くして思弁的な生物を考へるD・ディクソンと、イマジネーションの限りを尽くして「とにかく怖い生き物」を考へるS・ジャクソン&I・リヴィングストンが、偶然「滑空するサル」「全力で猫を主張する肉食のサル」を妄想してゐる。さう言ふ収斂進化の方向にクマさんがゐれば。鼬さんよりはちょっとあれだと思ふ上に『アフターマン』では、クマや犬のフレンズに入った鼠が出る。