百姓トロル。
馬(ものすごくでかい)、鶏、猫を飼ふ。この辺の設定に著作権無いと思ったけどなぁ。
犬と鳥を掛け合はせる。卵生とか、足が鳥とか、いろいろ。
フルドラ ハルダー。イングリ&エドガー・ドーレア『トロールものがたり』では、ハルダーの娘は牛を追ってゐる。作中で、トロルはハルダー込みで「農耕に関係のない生活」をしてゐると言はれる。
エルフ あー、巨乳とか ブロンドとか サテュロス突起(原始的なおさるの耳の先っぽの尖がり)、うさ耳系かは留保。エルフ=仙人説(長尾剛)をあれして― なにして―。
ダークエルフ、引き籠り族がその呼称で言はれ、つまり差別用語で、悪エルフで無かったとか、ヌメノールさん(ハーフエルフぽい)の中で、「人間やめるぞ」派がゐたとか、あー この皆さんは西方へ行って神様の罰被ってこんなんなったんだよな。で繁殖力がないので、絶滅する。
条播、除草を基本とする(ので、薺ゴギョウはこべらぺんぺん草が芹スズナやスズシロのやうに二次作物として野菜にならない 同じ文化圏の支那では雑草を指して「野菜」と言ふさうであるが無視する)、家畜の利用にそれほどウェイトを置かない(インドや日本の屠畜蔑視は多分、これをデフォにして成立してる筈)、と言ふ文化圏を、家畜は徹底的に使ふ、種は散播、畑に生えてるのは大体利用できる奴、と言ふ文化圏人が見て「怠け者」呼ばはりできる言訳。あるいは稲作農耕民トロルが、非農耕民であると言はれる言訳。
散播のメリット まかれた種4つのうち、枯れるのと育つのの他の二つは鳩だか雀だか烏だかが食ふので、ソレを捕獲する可能性がある。
なんか、コナン・ドイルのホームズの『三人ガリデブ』(19世紀後半)で出る「条播機」(sead drill)とか、弁護士関係のジェスロー・タルが、パイプオルガンかなんかから「条播機」(sead hopper)を発明して、どうの(1700年)といふ奇怪な情報があったとか、明代だか清代の、支那(条播文化圏)と接触があった以降のイギリスとかで条播と言ふものが出てゐる。
どうでもいい情報。「馬糞臭い」と言はれて却下された没案『となりのトトロ』の設定。『宮崎駿イメージボード集』による。
お父さん 小説家で、長編書くために田舎へ来た。
娘 一人 多分 サツキちゃん寄り。
トトロ。でかいのは「大トト」で千参百歳 中くらゐのが「トトロ」で六百七十九歳 白いやつは「ミン」で百九歳
御大はシトロエン2CVを、1967年に1954年製 1971年に1966年製、1981年に新車(但し 雨漏りが)を買ったんださうである。他本文では、高橋留美子先生や、手塚治虫大先生についての好評価が書いてあったり、「好きな諸星大二郎作品は『失楽園』」とか言ってたり、復刻してほしいぞ。
フィノデリー お莫迦。草刈りが異常に巧い、動物の管理は苦手 といふ、稲作で良いです文化(基本的に除草 動物はあまりウェイトを置かない)に対する蔑視と言ひ張れる。「Fynnoderee」は、あー、「楢の森のもふもふ」とか言ひ張れるか。かう言ふのが学問をして、条播、中耕作業、牛の舎飼ひ(小屋の建築までは行ける筈。彼らは屋外に住んでいはゆる家を持たない)はいけても マメ科の草の開発は無理か。なので却下。