ミュラの聖ニコラウス 肉弾野郎説があるらしいが無視する。石田英一郎『河童駒引考』によれば、Nicholaus=Nickと水の精霊Neckとの語呂合せから、海神としてのアルテミス崇拝が水属性の聖ニコラウス崇拝になったらしい。のでサンタさんは馴鹿の他に、馬(アルテミスのお遣ひで水属性とされる)にも乗る。「赤い服」は水系の色と言ひ張れたはずであるが、十八世紀ころ、サンタさんは黒い服(五行説での水属性)を著てゐた。
サンタの本地をトゥールとする資料(『サンタクロースの大旅行』)はあったが、水曜日の神オーディンと似てる説(八頭引きの馴鹿とウァルキリャ八人 天空を走り回る系辺りが。「学問の守護聖人と魔道キチガイのオーディン」は指摘がなかった筈)の本がどっか行った。石田『河童~』によれば、オーディンの別名に『Hnikur』があり、水辺に出る水ぢぢいNickがオーディンの造形で語られるといふ。
アルテミス像で数的な豊乳を持つとされる、ソレの本体以外は、「乳首無いから睾丸」説があった。(犠牲の金玉らしい)
エフェソスのアルテミスは、『魔書 アントライオン』(荒俣宏)の方がー、
最初エジプト人が石板(確か)へ書く~
ナポレオンが発見して解読後、図書館の地獄室(閲覧一応不可)へ封印の後、ナチス・ドイツが接収~第ニ次世界大戦後持ってったアメリカで、
デジタル化してNoradの辺で管理~1995年頃、どこぞのハッカーがネットへうp、荒俣宏がDLして翻訳して販売、
といふなんかは良いな。ここでは確かアルテミス神殿でアンフィスバエナがのたうってたとか排卵を司るとかなんとか、うー。そこで矛盾の獣(蛇だけど)の刻印を押されて(喰はれる)誕生すると、敬虔で信仰深い人になる。そこに登場するメリーナさんは女性として登場し、性別は変らない(『帝都物語』では平岡公威が死んで東京の地霊を見た後、信州で大沢美千代といふ女性に転生する)。
香火兄弟だか灯火兄弟。
唐代の支那の藝妓の人が、八~二十人くらゐで「フラタニティ」を作り、(アロマとかで「これにかけて我らは兄弟」とやるので灯火兄弟)お客さんをシェアする。客を指す業界用語「嫁」を、他でも使ふので回りはびっくりするとか。この風習は、南方熊楠(あうあう『南方熊楠全集第4巻』158頁)によれば、唐代に、中央アジアの多夫一妻制をモデルとして作られたさうである。なので唐代伝奇の邦訳版では、ここを「姉妹」とするものがある。二万%誤訳だけど五万%わかりやすい。
エジプトの創世神話では、太陽神ラーはちんちんをしこしこしてシューとテフヌートをひりだすがその際、ラーの手はフェミナンであるといふ言訳が付く。『古事記』において、
伊弉諾が三柱の神をひりだす際は、さう言ふのがない。この原話は伊弉諾 伊弉冉の尊は兄妹神で、ラヴラヴであったらしい上にこの二柱の神々がまぐはっていろいろを生んだといふ。こっちの方がそれを歴史書としてみてるこちとら的にはいいなぁ。なほ、原話は「イザナギナミの二柱の神は親神様である高木の神に怒られた」となるが、太陽神ラーは、孫にあたる大地父神ゲブと夜が付くらしい空の妹神ヌゥトのイチャイチャ関係へ天罰を与へまくり、その子をおにーたんと彼にゾッコンの妹二柱とおまけの野郎神といふ関係を作る。この辺は木村鷹太郎先生も採用できない程度には離れてるな。
その、天照と素戔嗚尊が井戸の周りで神を生し続ける合戦(荒俣宏『エロトポリス』説で「どんだけ同性の神がひれるか合戦」があった筈)の際、天照が男装してたとか、八岐大蛇を退治する際の素戔嗚尊が諸般の事情で女装してゐるとか、と言ふのと神話における性別がアレになる言訳「水中へのダイヴ」「蛇をつつく」「神々の性行為」との関連。
さうするとヴルムのマルガリータは、彼女とされる(何人かゐる)ペラギアさんは迫害を避けて隠棲した際ペラギウスといふ男性名を名乗ってゐたとかの言訳が付く。ほんでバルバラのパパは普通の野郎で、「ディオスクロイ」なのだがこの辺がなんとか(ジェミニの片割れカストールはビーバーの意だからこの辺で何とか)、よばひの日の守護聖人でクリスマスにも仕事をしてゐるとされる聖カタリナはー、ないな。
Pegging(釘)でディルドー。
クリスマスの呼ばひ。さういふ時期にできる青年集団が、娘さんの所へ忍んでいくといふ習俗があったらしい。
乳腺の他、アポクリン腺もあった気がする腋窩から鼠蹊部(コマネチッ)にかけての辺へなんかつけて、アレすれば生理機能へ影響を及ぼすフェロモンが出る と言ひ張ってみる。
アポクリン腺からの性フェロモンに関しては、性フェロモン受容器(上あごの奥)は生後ウンか月で閉ぢるさうである。このあたりのリアリズムを入れるかどうか。
あるいは、全汗腺のツボを刺戟して得られる然るべき液を取るため、なんぞの触手服で娘さんの体を締め上げる。
そのらせん状の汗腺の奥へ食ひこむ触手は、サイズがナノ系なので通常のアレのごとき禍々しさがない。ぴっちり度は結構ある筈であるが。
汗腺あるいはさう言ふのは、毛穴であることが多いので、毛ぇ剃らないといかん。説得力を持つ際は頭髪もやらないといかん事情が出るんだ。
感覚器官は皮膚のいたるところにあるので、その触覚器官のパタァンを覚えて快楽の辺にアレすれば。
野尻抱介諸作品に出てくるぴっちりスーツの言訳。あと閉鎖系としての服がどうたらの話も書いてた筈。
また、「移動能力のある服(なので裸で入る)」を(一コマ漫画で)確かやってた手塚治虫大先生へオマージュをささげる牧野修先生の他の長編『傀儡后』にもドレスドハウスといふ、服(惑星探査用の物なので、中はなんぞの液に満たされ、下は出すと服が処理する)が出てきた。
手塚『人間ども集まれ!』に出てくる「プロムナードサック」(戦場を観光するための防護服的な物。「直立した犬」みたいな形)はまだ(下の世話ができないと言ふ設定とかであれなのだが)。別に手塚リスペクトとして、ソレをやった果てに娘さんがその防護服の中で群れて死ぬあるいはなんかえっちなことになる的(手塚大先生はさう言ふ趣味の人なので諸作品にさう言ふシチュが出てくる)なのは、いいや。着ぐるみ関係で多分出てる筈だし。
入会式の言訳。
申命記21:12 もしあなたが敵を打ち破って、捕虜としたときにいい女性がゐて、それと結婚しようと思った場合、女性は爪を切り(Tsipporen)髪を剃り、両親に対して三日ほど嘆いてもらふ。そんで彼女はまう人なんだから離婚することになってもへんな扱ひをしてはならない。
あとトラキア人の娘とエウリュディケ―とオルペウスの伝承の辺 死んで復活し凡体を捨て中二の脳みそで得られるその体を得る、と言ふもの。
秘密結社的な存在が流行るか問題。
勉強して書くのはデフォとして、いかにも勉強して書きました感バリバリのはよくない。