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歴史もの案

 「墨子が三年かけて鳶を作った」といふイナガキ・タルホの超短編(翻編かなんか)が有名であるが、彼とSLGやって
「ガチであれやらんといかんか―」
 的なことを言って去った、はしご車的な兵器の制作者公輸盤も木鳶作ってたらしい。でこっちもなんか拝まれてるらしい。へー。

『雲国斎の野望』クレヨンしんちゃん の野原一族と「ちゃんとしたタイムパラドックスもの」をそぎ落とす。
吹雪丸をあれして、その兄弟衆はー、うー。
タイムパラドックスと歴史改編者は除外しても、オーヴァーテクノロジーをおく言訳。
A・クラーク『幼年期の終り』に出てくるオーヴァーロード(異星人)は、各時代に現れて人間を導いたといふ。『家畜人ヤプー』がどうたらの次に、啓蒙と言ったら、アイヌの伝承で、パウチカムイと言ふのがゐて、アイヌの文化を教へる他、姦淫を為したといふ。なんか。エロスと信仰が教育あるいは啓蒙のデフォと言ふのは世界の定説の筈。

 グレムリンと言ったら荒俣宏先生が、なんか書いてた筈である。ディズニーの関係が宣伝をしたらしい。グリムとフレムリンがどうたらとかを、うー、井村君江説で、aドワーフ、ゴブリンの系統でb科学や力学に詳しくcワットへ蒸気の力を示して見せたのはスコットランドのグレムリンだ、さうである。

パヤヲ暗黒のフォーマット。パパがDVで娘をいびる~その父上、娘をもののけへ嫁がせる。『風の谷のナウシカ』(マンガ版)のクシャナ殿下が(殿下はパパ&三番目の兄と仲が巨悪く、いろいろ人間ではない隣国の人と政略結婚)なんとなくそれっぽい。暴力機構からの解放は崩壊家庭でもありうる、のでといふのだが、作者的に「ちゃんとした家庭で育った子供は親に甘えているので英雄的な行動ができない」と言ふ説を主張してゐた1980年代にできた方の『もののけ姫』では、イヴェント(離婚)以前に両親と姉である1の姫2の姫が城でまぁそこそこの生活をしてゐる、参番目の姫はその時点で普通のパヤヲ作品ヒロインなんだが。

 男女が異様な形で遭遇~一目惚れ~娘さんがガラスのある塔に幽閉される~塔の上で男があれする と言ふフォーマットの方は、いいか。 

 『オーニソプタ―の伝説』の飛行機械論に出てくる、飛ぶ機械は、「昔の戦車」みたいなとか他、体の延長としての者(ラピュタでの「操縦は体で覚えるんだ」といふのはその発露で良いぽい てふかアニメ『赤毛のアン』のOP!)らしい。ほんで、『ラピュタ』のフラップターの原型みたいなオーニソプターは、シートベルト的なものすらもなかった!!代りに、「前脚」があった(フォルムがセミっぽい)。

 ロールフ リチャードコーベン 娘とわんこはいいと思ひます。(ヤラ姫もなんかお胸が豊かだけど ナウシカ以降のヒロインと微妙に異なる)。

欧米系の剣と魔法物に出てくる戦士関係の娘さん。修道院で育つ~幼女時代に地獄を見る~なんかへの復讐のために武術を習ふ。そんで料理とかが苦手。で死んでからなんかする。

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