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人魚と他アレ

 ルティと人魚

 語り部的な何か。

 浦島太郎フォーマット
 主人公がなんかで海の底へ行く~飲めや歌への大騒ぎ~そこでなんかをゲットだぜ~帰ってくると三日だと思ったらウン年経ってた、
 のあと「彼はその竜宮城から持ってきた玉手箱の技術を使ってみんなを幸福にしました めでたしめでたし」
 浦野島子伝承はその内の最弱ヘタレもの。

 安倍晴明も龍宮城でなんかもらってた。

 なんかであれする。

 癒し系退魔師ルティさん。彼らの一族は「ペラー」と呼ばれるが、それはおそらくRepeller(撃退するもの)の略。
 初代ルティさんが、海岸で干物になりかけの人魚を発見したので、助けてあげる代償として、A魔法の呪力を打ち破る力B遣ひ魔へ人間に役立つことをさせる力Cその力を子々孫々まで伝へる力 を貰ふ。人魚さんは自身を召喚するための櫛を與へる。ルティさん人魚が誘惑するが根性(と周りの助け)で何とか送り出すに留める。でも魔道の力で名医となったルティさん初代は、その事件の九年後、人魚さんに誘はれて海へ飛び込む。以来ルティさんちは九年ごとに一族の一人が海へ沈む。

 なんか。落語の『死神』のごとく、死神がをって、それをなんかするものがをって その人がどうたらの方がいいと思ふ。

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