• エッセイ・ノンフィクション
  • 創作論・評論

悪魔関係で

ユートピア トマス・モアがリアル英国をDisるためにでっち上げたナニなので、多分UKアンチポデスです。
 ソレの影響を受けたものとしてのJ・スウィフト『ガリヴァー旅行記』
 で想定される この世の地獄エゲレス 多分その関係に、ネオヴィクトリアンがあるはず。KWジーター(1970年代後半からウェルズの関係ものを書き、1980年代後半にスチームパンクを提唱)はよく知らないが、W・ギブスンはヴィクトリア趣味やアリス、J・ヴェルヌなど19世紀のアンティークなアレを入れてゐる。

 HGウェルズ『解放された世界』
ウェルズ大先生なら、東アジア圏人の「近代的ノモス?なにそれ美味しいの?」なアレをくみ取れる感じが。エビデンスはないんだけど。憲法22条第2項「国籍離脱の自由」も、ネタ元がこれな感じが。なんか。

あぁくまっはー

 啓蒙 衒ひのないところで『地球幼年期の終り』(私は『幼年期の終り』しか読んでない)
 衒ひで「ハインラインの傑作の」と言ふ手の込んだボケはゐらないと。

 荒俣宏『本朝幻想文学縁起』では、啓蒙は「悪魔の持つ業」であり、寫瓶の弟子はその情報を受け入れられると言ふ点で、英雄であるため、源義経の鞍馬山時代も英雄譚とする。
 地球くんだりでアセンションを促すために奔走し、地球人のなんかで腹筋を壊し、漫画映画にかまける(と言ふ描写がある)オーヴァーロードの人は、その辺があれだった気がする。

 長野の人っちゅうたらなぁ、新海誠御大のなぁ、『ほしのこえ』あれもなぁ、ナガミネはパイロットスーツ著とらんのだに。
 ロボット、ロケットの中はスペースとの戦ひだもんで人間の体を締め上げにゃいかんらよ。
 で示唆的な、娘さんが制服のままなんとかとの戦ひに行く。あんな、ガンダムも知らん、エヴァも見たことない、制作中にマクロスだかを見たやうなあんちゃが、作ったアニメを見た、さう言ふのでムカ入りさうな皆さんがSFの一環として消費し涙腺を壊す。

 豊饒神としての悪魔との接触と、技術のなんとかが適当な所まで行った辺りで悪魔が調伏されるとか何とか。

 大問題として、名君が良政を行ふと、お話が止まる。
 吉宗公(名君らしい)が『暴れん坊将軍』になるんだから保科正之公もドラマになった方がいいと思ひます(若干異なるが、江川太郎左衛門英龍は結構よいらしい)

  どうせジャパニーズはイデーが解らないので、ソレで何とかする。
a悪魔的ななんぞが技術指導に来る
b唯一神を拝む人はであるがゆえにそのイデーは受け入れる
cかつなんか地球土人全体として悪魔的ななんぞに対するむるむるがある
dイエロージャップがナニの懲罰をする。
e「彼らは英雄と呼ばれた」か「彼らはアセンションの機会を百万年ほど後回しにした」かなんかのオチ。

 クーン・アンヌーン 『天空の城ラピュタ』(ロケ地はウェールズ)の顰には習へないんだ。さうなんだ。死の前兆としてのわんこ(死者の霊とされる)、それを率ゐる女性のなんか。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する