お酒1
もやしの糖化作用によるどぶろく〈麦以外にも、アフリカでは雑穀のもやしによる酒があるさうな〉
2 茹でてたらアスペルギルス属のカビがついちゃったのでお湯入れて飲んでみた。
3絶対他がある(マフゥアと呼ばれる「花弁を発酵させた」酒がインドにあったのだが、なんか危険ドラッグ扱ひでどっかへ行く)
原典は、シコクビエと呼ばれる雑穀 しかも麦とか栽培する文化圏の土人!!であるドゴン族(欧州系を中心とする場合どこまでも欧州人と同じカテゴリー!!)は育ててないものを、パーボイル加工してアレする過程で、さうなってしまったのを、チベット人が大麦で代用したもの
ほかのがいいと思ひますが。
シコクビエと米の混ぜたやつを茹でて竹筵の上で冷やしてから麹をふりかけ、かき混ぜて竹かごに入れて発酵
収穫は、かなり初期のは、落ちるやつを収穫(シードビーターと呼ばれるもので、落ちる穀物を叩いて収穫する)
その次段階のが、実る直前のを収穫し、一回茹でて保存する。これが たまたま麹で腐っちゃったのが酒と思はれる
噛み酒はあれなのだが、こちらもあれである。醸(カムス)は「咬む」から来たと言ふのを白川静大先生が主張してゐるが、さう言ふ説を無視して、「黴す」から説をとる。カビのビは乙音で、神のミが甲音(「ムイ」みたいな アイヌ語「カムイ」と似る)(´・ω・`) さう言ふ場合、訛りのパターンである「M>B音変換」は多分無理ー。咬む~カモス~カミ~カビ関係の体系がー。衛生観念がないところであれするのは何とか、さう言ふいろいろが。「だけど美味しいよー」ださうである。
製造方法。シコクビエと米の混ぜたやつを茹でて竹筵の上で冷やしてから麹をふりかけ、かき混ぜて竹かごに入れて発酵。あとは壺かなんかに入れて保存する。飲むときはシコクビエ麹を青竹に入れてお湯を注いでスリットつきのストローみたいなのを突っ込んで飲む。酒はアルコール分少な目でかつ、三番だしまで出るらしい。かう言ふのはコーカソイド系から「ムルワ・ビヤー(beer)」と呼ばれる。『巨人譚』(諸星大二郎)で、ギルガメッシュの時代、飲み屋ではビールがストロー付きで出されてゐた。