たがみよしひさ作品のアレ。資料
『滅日(ほろび)』『化石(いし)の記憶』『ファイター』 『Frontier line』
この諸作品の、関連性はなし。たがみ作品の『バイオレンス・ジャック』的なものは、『NERVOUS BREAKDOWN』が辛うじて。
『滅日』 なんかの一族が、七世紀ころ出て14世紀に一応消滅する。彼らは、その内から、英雄としてのスサノヲノミコトを出すため、犠牲の八岐大蛇も出し、儀礼的な闘争を行ふ。と言ふか一族単位でいはゆる超能力のやうなものを持ってゐる。そのスサノヲとかは、らぐなれくとよばれる「三角縁神獣鏡」みたいな(ちょっと南米みがある)鏡に封印されてゐる。それの末孫である一族が。
『化石の記憶』 タイムマシンが暴走し、恐竜時代、十一世紀ころ、二十世紀を結ぶ。でそれを使ってなんかをせんとする皆さんの思惑が錯綜する。
『ファイター』 真田信繁の手下、女王将唯(めのう・まさただ)が使った、古武術の継承者をめぐるいろいろ。ソレの継承者に朝鮮系、中華系がゐる。
『Frontier line』 宇宙時代 ある惑星で、連邦とこっちが独自に開発合戦をやって、戦争になり、土人の持つロボ(土方メカで二足歩行)を奪取し改造した連邦が勝つ。後、土人討伐隊が暴走し、ソレの対処を依頼する南とそれを放置する北の間で交渉が決裂、南北戦争が起こる。
たがみ作品の長野関係のアレ。あと「特殊な民族が負け出て標高一km以上に」はたがみ作品でも出るが、採用は可能らしい。
後の『恐竜鉄道』(吉岡平 長野の山奥に白亜紀まで通じる穴があるのでそこへ鉄道敷く計画があってどうの)でも、恐らく北米のファウナが出るが、そんなわけで秋津島では恐竜が結構ゐる。この本刊行時は「色白小太りペドフィリア」な人の歌ふやうな曲で、「残酷な天使のテーゼ」(作中、このお歌に関して言及するシーンがある)があったんだよ。後にそれが、白亜紀のどっかで歌はれることなく、ものすごい数のカラオケ屋で熱唱されるんだよ。
メカと恐竜飼ひと、武術家(機動武闘伝Gガンダムのごとき、メカを倒す武術家とかがよいな)となんか使ひで昔。
支那に「御竜師」と言ふ単語がある。諸星大二郎『孔子暗黒伝』では、紀元前に支那の辺りで白亜紀と直結するワームホールがあって、そこから出てくる恐竜を飼ってた一族が御龍師だ、と言ひはる。
磁気の乱れと絶滅とワームホールが出てくる星野之宣『ブルー・ワールド』では、でかい隕石が落ちると、磁気とかがあれしてちょい過去へエネルギー出す言訳が出るので、「隕石が落ちる=その前に火山とかが噴火しまくる」現象が起きる。ここでは地球にワームホール空きまくりで、探検隊が行った先のジュラ紀後期当時はざっくり獣弓類ぢゃねえや獣形類か、が「ギアナ高地のような」アフリカの一角にゐると言ふ設定であるが、刊行の後、小さい獣形類つうか哺乳類型爬虫類が、白亜紀初期の秋津島の地層から発見された!劇中の時代辺の、支那の地層からまんこのある哺乳類、の他に支那っつうたらそこそこの数の種類の、有袋類とカモノハシ関係も発見されたけど!!星野先生もリストロサウルスと娘さんを出してるのか!!金子隆一先生か川崎悟司先生か誰かが「女性受けしそうな古生物」で挙げてたなリストロサウルス!!穴掘り恐竜はゐた筈である確か!!
サイズの問題 佐々木倫子『動物のお医者さん』では妥当な衒ひとして「大昔(多分大東亜戦争の頃)北海道では恐竜除けに番犬が飼われていた」と言ふのがあった。1それに使はれた恐竜は後 一応1こっちの種類と一緒でかつ二種類ほど混ざってる事が判明の後、何故か改名され2ソレの近縁種のほぼ全身骨格が後に鵡川とやらで発見されてゐる。トラコドンがエドモントサウルスでもアナトティタンでもでかすぎるしなぁ。コリアケラトプス辺りか。
大赤浮草ってふか、ウキクサはa空中窒素固定をするbシダの一種
恐竜関係
バイオテクノロジィはなぁ。別だよなぁ。
aどっかにゐる型 支那にティラノサウルスがゐたとする『大江戸恐竜なんとか』と言ふ夢枕獏大先生の作品があった。ティラノサウルスとパラサウロロフスのファウナはある種のパターンであるらしい。
b時空を超えて型 日本にステノニコサウルスもミンミはゐないのか、クンバラサウルスもエロマンガサウルスも出せるので便利。