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メモ

 柑橘系関係。
 インドのお話の世界で柑橘系がどうたらは、かなり後にならないと出てこないらしい。

中沢新一(どぅおおおおお)説で、理想郷は「ホワイト企業しかない=仕事してます」系と、「飯とかその辺から湧いてるし」系があり、後者は大体、柑橘系が生えてゐると描かれるさうである。エデンの園の知恵の実とかは「林檎じゃなくてオレンジ」説があった。かの英国のニヒリズムがひり出した打算的理想郷コッケインに生えてた感じがない。

 全然関係ないけど、吉岡平『恐竜鉄道』(長野県に白亜紀と直結する孔が!といふかっこいい話)が出るちょっと前、高校で長野県の南の方の植生とかを調査してゐる折、石垣にジュラ紀の植生が指摘されてた。いや英国には蕨とか薇の恐ろしくでかいのが生えてゐるといふ、若干出羽守語りの話を聞いて、スコットランドのサイエンスライターD=ディクソン(知合ひに日本人がゐた)の、恐竜時代に生えてる植物 シダ系の食べ方で、“マオリ族はこうやって”(等がついてない)とか書いてある本を大変複雑な感じを覚えてゐるもので。

 オランジュリーは、癒しの地だか死者の眠る処と言ふのがあれらしい。

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