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犀関係

犀 ペガソフェラエとかはいいや。

 水棲 と言ひ張れるらしい。その辺のナニがソレすると、「甲羅を背負う」と言ふ謎設定が追加される。

 二本の角を持つ。ウン百年前の、欧州で描かれた犀の絵は、a皮膚病の個体が健常なものとしてモデルになりb二本目の角が背中の辺から出る、と言ふ奇怪なものであった。

 何故か秋津島では、「三本角」の水犀が棲息してゐたことになってゐたらしい。柳田国男「山島民譚集」にもあった筈。さう言へばTFSで「トリケラトプス」と言ふ名前の、収斂進化した三本角の哺乳類が出てた。

 通天犀の角を魚の形に刻み、銜へると水中で呼吸ができると言ふ。「高丘親王航海記」で登場してたはず。

 犀レザーは防塵とかの効果があったと言ふのが、『西遊記』の設定かなんか。

シロサイ WIDEライノセラスがWHITEライノセラスになったって、「てやんでぃ!!江戸っ子は「シ」と「ヒ」の区別がつかねぇんでい!!」てのと偶然似る。

 犴 ドールかなんかの呼称。アカオオカミ の漢字は犲だけど。イヌ科でいいと思ふ。対サイ用生物。水生生物である犀に水ン中まで追っかけてって食ふとされる。ドールは獲物を喰ふ際、水飲みながら食事をする。なんか。支那人は実は対象をガン見してるなぁの筈。

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