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小説分業

最近よく考えるのは、小説に分業は可能か、ということ。
例えば私は情景描写は好きですが、人物描写は余り好きではありません。台詞を考えるのも得手ではありません。
では、逆バージョンの方がいらしたとして、合作は出来るでしょうか?

漫画は分業制のイメージが私にはあります。
趣味で漫画を描く人を見ていて、勿論、全部を自分でなさる方が多いですが、切羽詰まると作業を人に委ねるのも珍しくありませんよね。
作業量が多いからだと思いますが、助け合うのは普通の様で。

だからなのか、不足を補う関係でコンビを組むのも結構見かけました。
人物担当と背景担当の2人が共同執筆、というパターン。ストーリーと作画で分担というパターン。
そういうのを見て、ちょっと良いな、と思いました。
意見が合わない時等、大変そうでもありましたが、こう……オープンで、共同作成だからこそ内容が洗練するところは羨ましいです。

私は文字屋趣味の友人がいない為、分業を持ちかけたことがありません。
同じ趣味の仲間がいると、そういうことをしたりするのかしら。

2件のコメント

  • これ、私も思いました。
    官能シーンとか、バトルシーンとか、スポーツの試合とかは、実際にその方面の経験者でないとリアルな表現ができないので、得意な人に任せてしまうのは、ありかなと思います。
  • @hiro1969様も思われますか。
    書き手達のそういう需要を掘り起こしてみたいな、と思ってしまいました。

    スポーツの様な特殊技能は出来れば自分に経験あるものに持って行ってしまいがちですが、そこだけでも協力出来たなら書ける幅がきっと違いますね。ふと、その点、生徒さん学生さんは身近に異なることを楽しむ人達がいて、上手に交流することで刺激になるだろうな、と感じました。
    まだ拝読し始めたばかりですが、『鬼姫の剣』は武術が入りますので、@hiro1969様の筆力を感じます。動きの切れが良いところがとても好きです。
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