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  • ホラー

長く温めている構想を吐き出してみる。#1

カクヨムに登録した当初から、いや、もっと前からかも知れないけれど、こんな物語を書きたいなあと構想を書き溜めている話がある。

私の中ではこの話を書き終えるというのが創作の最終目標だったりするから迂闊に書き出したくないという気持ちがある。技術に自信が無い。

元々、私は群像劇というものが好きで、この話にも多数の登場人物が出てくるのだけれど、その一人一人に主人公級の話を用意したいというのが発端。

9人の主人公(サブキャラクター多数)それぞれに9つの物語(81話)
9人の主人公が交わり合う大きな物語(9話)
サブストーリー(18話)

全部で108話の壮大な物語だ。

舞台は大正初期あたりの日本をモデルにした世界で、ミステリもあればファンタジーもある(主人公毎に小説ジャンルが変わる)のだけれど、バラバラだった登場人物達の行動が一つの大きな謎に向けて収束していく。

身分を偽り語学教師として日本にやってきた男とその娘。

過去に夫を殺された女。

二重人格の娘を守る男。

世界の裏で暗躍する組織の部下と上司。

日々をダラダラと過ごす書生。

新設された鉄道会社で働く車掌。

誰にも気づかれず彷徨う幽霊。

後に大犯罪者となる青年。

そして◯◯。(秘密)

序盤の展開(だいたい27話分)の骨子は出来ていてノリで書き出しちゃえばいいんじゃないのと思うこともあるけれど、いやいやまだ書くには早いんじゃないかなあ、とあれこれ理由を付けて温め続けている。




5件のコメント

  • すごい面白そうな小説の構想案…!
    思わずコメントを…
    二重人格の娘を守る男、気になる。


    あ、レビューありがとうございました!

    しばらくずっと短編しか書いていないなあ、長編書きたいのに書けないと嘆く日々。どこかにスイッチ落としてしまった。という言い訳を考えているくらい(゚∀゚)
  • 構想だけでも、相当すごいスケールの話ですね。
    大正となると、時代背景や考証の下調べだけでも大変ではないかと思いました。
    自分は話が小さくまとまる傾向が強いので、ひたすら広がるような話には憧れます。
  • 新吉さん、コメントありがとうございます。

    面白そうと言って頂けると、よおし書こうかって気持ちがムクムクと湧き上がってくるのですが、いざってなると躊躇してしまう……。

    私もどこかにスイッチを落としてしまったのかも!
  • 目さん、コメントありがとうございます。

    そうなんです。スケールでかすぎなんですよねえ。自分で考えておきながら笑。

    大好きなグイン・サーガや魍魎戦記MADARAシリーズといった超長編に憧れた結果、構想も壮大になってしまった訳ですがなんとか形にしてみたいなあ、と悶々しております。

    私の大正初期あたりの知識ってのは、その時代の小説からだけなので偏ってるってのも悩みどころ。日本に似た日本じゃない世界ってのが無難な着地点になりそうな気もします。

    これとは別の話ですが、目さんの作品に刺激されて夢三十三夜のインスパイア作品(?)の構想もポツポツと練っております。ジャンル的には現代ドラマを軸にちょっと不思議要素やホラーを取り入れた話が多くなるかなあ。

    そちらも1話あたり5千~1万文字で計画していて長くなりそうではありますがタイミングを見て書き出していこうかなと、我ながら今から楽しみにしています。

    それまでにカンを取り戻さねば!

  • >夢三十三夜のインスパイア作品(?)の構想

    いいですね~、私の方は早くてあと2ヶ月、遅くても3,4ヶ月くらいで終わりにできそうですが、まさか量が多めになっていくとは予想できませんでした。なかなか計画の通りに書くのは難しいです。
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