目さんに教えて頂いた、「掃除」をスポーツに昇華させた小説
https://ddnavi.com/interview/39948/a/これを見て、イメージが固まった。
設定:
「RPS101」(101すくみジャンケン)がさらに進化し、手の形の「勝ち・負け・アイコ」とは別に、「体全体を使った型の流麗さ」を競うスポーツ競技へと昇華された世界。(空手の組手と型競技を一緒にしたようなものをイメージ)
全国大会があるばかりでなく、部活動としても存在する。
公式ルール:
・一辺5メートル程の四角い試合場で、1対1で行われる。
・審判による「じゃん、けん……」の掛け声と共に、選手は101種類の型(手の形)の中からどれか一つを選び、演武する。この際、最終ポーズ(静止状態)は「ポン」の掛け声と同時でなければいけない。じゃん・けん・ポンのリズムは1秒間隔である。
・5名の審判(四隅と中央に位置)はジャンケンの勝敗とは別に「型を繰り出した際のタイミング(後出しは減点の対象)・型の美しさ(表現力)・型を繰り出した後の静止体勢(動きが乱れれば減点の対象)」を判定し、「赤・白」の旗でどちらがより形を表現できているかを判定する。
・勝敗は三本先取(一本=技あり二回)。ジャンケンの勝利者が審判の旗判定も取った場合は「一本」(勝利者に付与)。旗判定がジャンケンの敗北者だった場合は「技あり」(勝利者に付与)となる。
・大会はトーナメント方式で、個人戦と団体戦(5名)がある。
・派生として、「型の美しさのみを競う」方式も存在する。(5人の審判は1人につき最大10点の判定)。これは選手1人ずつ行われる。
ローカルルール:
・審判は一名。試合場はどこでもいい(場所を選ばない)。
・「じゃん、けん、ポン」の掛け声はお互いが出さなければいけない。間隔は0.5秒から2秒の間でお互いの了解を得ておく。
・一本先取、二本先取のどちらかで行われる事が多い(公式にのっとって三本先取とする事もある)
・審判の判定基準は公式と同じ。旗の上がった方がジャンケンの勝利者なら「一本」敗北者なら「技あり」となる。
・型の美しさを競わない、「ジャンケンの勝敗のみ」で決める方式(スピード方式)も、もちろん存在する。
こんなところだろうか。「いや、でも結局ジャンケンって運じゃない?」と思われる方もいるかもしれないが、これはあくまでもエンタメ小説のネタであり、そのへんは描写でどうとでもなる。試合前の心理戦だったり、選手の得意とする型の研究であったり。
一応納得のいくルールは作る事が出来たかな。(候補としてはポケモン方式やカードバトル方式なんてのもあった)
細かい調整は必要であるにしろ、大まかなところでは、これで最終の考えとしておきたい。
※ここまで考えたのはいいのだけれど、私がこれを活かした物語を書くかどうかは全くの未定です。
書くとしても、手の形や相反関係のバカバカしくももっともらしい解説を主体としたガイドブックパロディ的なものを書いた後だろうなあ、という気はしています。