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自作解説【サカナとハガネの魔導機譚】④

カクヨムコンに参加中の自作『サカナとハガネの魔導機譚』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650475126969
の自作解説を続けます😄
本編の解像度を上げて、読者さまにとって助けになることを目指しております(`・ω・´)ゞ
今回は第2章分の途中までです!


第2章 命と祈りの逃避行 [1/3]
https://kakuyomu.jp/works/16817330650475126969/episodes/16817330650505570454
ネムリから逃げ、火勢が(穴だらけの)車を停めたのは双葉SAを想定しています。少なくとも調べたときは、24時間営業の食堂があるようでしたので!
火勢のセダンは大分ナンバー。大分県民の方は芯が強いらしいです。でも標準語なので、ずっと地元という感じではありません。
元ネタが妖怪の〝火鼠〟は全身白熱の大きな獣。火勢は能力に目覚め、命からがら火鼠を倒したのです……。
ボクっ娘という言葉があるけど、那渡はさしづめ『ぼく姉さん』。彼女自身、『私』は似合わないと思っています。

同上 [2/3]
https://kakuyomu.jp/works/16817330650475126969/episodes/16817330650505576610
ハガネの長台詞が続きますが、おさえておいていただきたいのは下記のような軽く下記のようなポイントです。
・ネムリは那渡の命を狙う。強大な魔力ストレージである、魔力資源へのアクセス権を得るためです。
・魔力資源アクセス用のキーコードは、月から重力波信号として発信されている。受信側も解錠呪文でキーコードを受け入れる必要があります。
・魔力資源は層状になっており、深いほど強力。浅層・中層・深層に大別されます。
・魔法を行使する者の心身の強さは、魔力志向性として魔法の強さに影響する。
・ネムリたち『磨道鬼』の弱点は心臓。心臓を破壊され血流が止まると、擬似生体を維持する呪文が無効化されます。
・月が半分以上出ていれば、中層魔力資源へ接続可能。今は満月で、月が半分以上欠けるまでにあと六日間の猶予があります。それがひとまずのタイムリミット。

ちなみに『磨道鬼』の呼び名は道=魔道を磨く鬼という由来で、『人間をやめた異端の行者たち』くらいの意味合いです。
磨道鬼たちがこのような煩雑で制限のある魔力資源への接続システムを構築した理由は、
・自分たち以外が魔力資源を使わないこと。
・魔力資源を使い尽くさないこと。
・同士討ちで自分たちが滅びないこと。
といった感じの設定となっています。

今回は以上です〜。
ご興味もたれましたら、ぜひ本編もお読みくださいっ。

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