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子どもとの自由研究の思い出から『色』『光』について

少し前に子どもが小学生だった頃、子どもと一緒に自由研究でいろいろやった時の写真がファイルに残っていたのをアップしたことがありました。
その中から私が『ある作品』を書く上で貴重なヒントになった写真が出てきました。
子どもとの自由研究で『光や色、波』についての研究をしたときの一枚『光の三原色』の写真です。
小さなライトに『赤』『緑』『青』のセロハンを貼って三色の光を作ります。そして、その三色の光を合わせると『白』になります。
この時、私が思ったこと。
光の三原色の『色をすべて合わせる』と『白』になる。反対に『色の要素をすべてなくす』『色の要素を0(ゼロ)にする』と『黒』になる。
では『真の黒』とはどういうものか……
それを見る、あるいは体感できます。
目を閉じて、両手の手のひらで軽く瞼(まぶた)の上を覆ってみてください。目を閉じたまま……
その時ひろがっているのが『真の黒』です『光の要素ゼロの黒』それを体感した時、どう感じるか。
『人は『真の黒』を目の当たりにしたとき、それを『色』として認識するのが難しいらしい』
なぜなら、そこに色の要素はゼロだから。
色鉛筆や絵の具の『黒』ではない。今まで『黒』といわれて見ていた、その色ではない『色(光)の要素ゼロ』の『黒』です。
ただ、その作品の中で『目を閉じたときに広がる』の話には触れませんでした。ここで書きましたが、あまり表現が好きではなかったので……でも、光の三原色とはそういうものなのだろうと思い至りました。
どこか宇宙の彼方に光も届かないところがあったら、そこに広がる世界は『真の黒』の世界なのかなと思いました。

◇最新の話◇
「エトワール1993」(第314話)文化イベントのリハーサル本番前日
https://kakuyomu.jp/works/16817330651518193136/episodes/16818093083633199554
◇最近の話◇
「エトワール1993」(第311話)リハーサル『くるみ割り人形』『ドン・キホーテ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330651518193136/episodes/16818093083575042167
「エトワール1993」(第312話)『くるみ割り人形』キャンディボンボンから
https://kakuyomu.jp/works/16817330651518193136/episodes/16818093083581918328
「エトワール1993」(第313話)『ドン・キホーテ』キューピッドから
https://kakuyomu.jp/works/16817330651518193136/episodes/16818093083602823143
「エトワール1993」(第314話)文化イベントのリハーサル本番前日
https://kakuyomu.jp/works/16817330651518193136/episodes/16818093083633199554
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「エトワール1993」
https://kakuyomu.jp/works/16817330651518193136
「エトワール1978」
https://kakuyomu.jp/works/16818023211713833458
「エトワール1978」は「エトワール1993」の登場人物、美織とすみれの出会いの物語です。
読んで頂けると嬉しいです。

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