ヘル・シミュレータについて。
第29回スニーカー大賞【後期】 三次選考は、残念ながら落選しました。
今の気持ちは当然、悔しさでいっぱいです。
人目がなければ、ところかまわず倒れ込み、ジタバタわめき散らしていた事でしょう。
一方、これで心置きなく次の目標に向かえると、ホッとしている自分も、ほんの少しだけ存在しています。
まずヘル・シミュレータの選評シートが貰えたら、新作に活用したいです。
その新作『終末円環世界イチオシの聖女(仮題)』は今秋、今冬くらいにカクヨムにて公開予定です。
ジャンルは相も変わらずSF。サイエンスファンタジーです。好きだからしょうがない。癖です。
まだプロット段階ですが、15万文字程度でまとまれば、その時点で開催しているラノベの賞に応募しようと思います。
それとは別に、完全に私事ではありますが、メインシナリオを担当した18禁同人ゲーム「ルインズシーカー」がアニメ化します。
製作はエイ・ワン・シー様、発売日は2024年3月29日(金)です。
レーティングはR18なので、18歳未満の良い子は見ちゃダメです。
いくつかある人生の目標のひとつが書籍化で、その先には既刊数を伸ばしてアニメ化、マルチメディア展開へとつなげる夢、あるいは野望を持っていました。
その書籍化をすっ飛ばして、アニメ化作家になったと言えなくもないです。嬉しいかぎりです。
ルインズシーカー関連で言うと、今夏のコミケにゲームの続編小説「ルインズシーカー・リメンブランスシティ」(全年齢対象)で応募しました。
サークル参加の抽選に受かれば小説を頒布するつもりですが、ヘル・シミュレータで運を使い果たした私にくじ運が残っているのかどうか……乞うご期待。
本作は、ゲームをやっていても、いなくても楽しめる内容になっていますので、ご興味があれば是非、手に取ってみてください。
総括すると、賞の落選という絶望と、新作やアニメ化といった希望が併存している、不思議な心持ちです。
保険をかけておいたおかげで、絶望しきらずに済んでいる節があります。
あと、本業と合わせて忙しさは据え置きなので、落ち込んでいる暇がない感じです。
ヘル・シミュレータについては、地獄に墜ちる話が、見事、地獄に墜ちたわけです。
悔いがないと言えば噓になりますが、タイトルと内容はしっかり回収しました。
(と言っても、ヘル・シミュレータは自信作なので、特に声がかからなければ、その他のラノベの賞にも応募してみようと画策しています)
スニーカー文庫に「逃がした魚は大きかった」と思ってもらえるような事を続けていきたいですね。