カレンダーが白いではないか…書け


 皆さんこんにちは、月一回の近況報告で筆をとりました。

 しかし、毎日代り映えがない生き方をしているため、これと言った話題がないです。

 平日は、家→職場→コメダ珈琲→家をひたすらループし、起きて→働いて→書いて→走って→寝るだけです。

 休日は、家→コメダ珈琲→家をひたすらループし、書いて→走って→寝るだけです。

 稀に別の事をする事もありますが、稀です。
 こんな人生が、それほど嫌ではありません。
 むしろこんな事ができている自分は恵まれているなと思っています。

 とにかく書き続ければいつか小説は完成します。

 1+1=2くらいわかりやすいシンプルな事です。
 ですが、シンプルな事ほど難しい事はないのです。


【以下、余談】

 1+1=2という式を理解し、証明しようとすると、数字の「1」と「2」、記号の「+」と「=」、それらが何を意味するのかから定義する必要があります。

 そこで登場するのが皆さんご存じ「ペアノの公理」。
 おそらく皆さんは親の顔よりこの公理を目にしている事でしょう。

①集合Nは1という要素をもつ。
②集合Nの各要素に対し、その後に続く数が1つだけある。
③互いに異なる要素の後に続く数は、互いに異なる。
④1を後に続く数とする要素は存在しない。
⑤集合Nの要素1がある性質Aを満たすとき、集合Nの要素nが性質Aをもち、かつnの後に続く数も性質Aをもつならば、集合Nの全ての要素は性質Aをもつ。

 上記①~⑤の性質を持つ集合Nを自然数の集合といい、Nの要素を自然数と言います。
 これがジュゼッペ・ペアノの『ペアノの公理《ペアノ・アクシオム》』です。格好良いですよね?

 次に「+」ですが。これを「集合Nのある要素nについて、n+1=nの後に続く数、という関係が成り立つ」と定義します。

 これからaという仮の自然数を考えます。

 これに別の自然数a’の後に続く数を足すとします。

 このとき、「a+(a’+1)=(a+a’)の後に続く数、という関係が成り立つ」とします。
 
 また、「自然数aに対してa+0=aが成り立つ」とします。


 上記を既定のものとして扱う事を天地神明に誓ってください。誓いを破れば後はありません。


 誓い終わったら、「1+1=2は真である」という命題を証明します。

 まずペアノの公理①より、1は自然数である事が認められました。

 次に公理②より、1の後に続く数に対応するものがただ1つあるという事がわかります。

「これを2と表す」とします。異論は認めません。皆さんはそうするしかないのです。

 今、a=1とすると、a+(0+1)は、1+1ですね。

 これは1の後に続く数です。

 1の後に続く数は先ほど2と表そうと決めました。

 よって左辺が1+1、右辺が2。
 
 1+1=2、QEDです。

(※上記、ネットで見つけた記事や知恵袋の回答やWikiを参考にしたメモなので、あまり信用しないでください。たぶんあっている?と思います)

【余談、以上】


 こんな風に、絵に描いた餅を、より美味しく見えるようにしたり、よりいい筆を探したりするような、本命の付随品に延々と凝る作業は、楽しいのですが、楽しいだけだよねコレ……と反省したように見せかけてまたプロットをいじったり、伏線を加えたり……そんな事を繰り返しているから本文が進まないんだぞお前。


『終末円環世界イチオシの聖女』について

 本文を書かないと、進捗ゼロと変わらないので、設定やらはそれなりで打ち止めにして見切り発車――最近はもっぱら本文執筆に取り掛かっています。

 プロット、設定、アイデアメモ、本文をまとめると15万字を超えていますが、その内の本文はまだ6万字程度です。

 ようやく起と承が終わり、転と結で残り約5万字くらいかなという所感です。

 これから年末にかけて、プロットに従い転と結を埋める作業に取り組んでいこうと思います。後ろ倒し後ろ倒しで不甲斐ない。

 あとは尾から頭を眺めた時に整合性がとれているか
 徹頭徹尾ちゃんとできているか

 それを確かめるためにも、年末まで全体を確かなものにしたいです。します。しろ。

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