くおん

先生の作品は冬の乾いた空気にリンと鳴る鈴ようなきれいな音がします。 この作品はとても幻想的で、姉妹の宿命、主人公の感情が短編という限定的な枠組みでとてもよく表現されていました。読み…続きを読む

この男の知恵の泉は枯れる事を知らないのか、地の文にしても一気に読ませる力があり、最後のオチを読んだ高揚感が今も残っています。私から言えるのは、兄妹が無事でよかったです。

よし、合いの手を入れよう。 謎解き中に合の手を入れる、普通では考えられない事をするのが光田先生であり、まさに天才の所業。 散りばめられた欠片は、この作品を作るため。 ミステリで笑っ…続きを読む

　先ず、セリフが長いのにも関わらず、一気に読ませる文章である。つまり、勢いがあり、どちらかと言うと読者を選ぶ作品であるが、最後まで読むにあたると、後ろから鈍器で殴られる覚悟をしない…続きを読む