雪の香りは残滓となる

すこしテンポが速かったですが、作者の”ここ”が書きたいという気持ちがひしひし伝わりました。中盤からどういうオチに持って行くのだろうとワクワクしながら読んでいて、きれいに纏めていたと思います。圭はこれからどうするのか、読者に想像させる小説の作り方もよかったです。