それに並ぶものはない。
今作のサブタイトルには全部接続詞の『と』を使用しています。
理由としては改めて説明するまでもなく、今作がバディものであることを強調したいからです。『と』には前後の語を並列させる意味合いが強いです。それをサブタイトルに使用することで、今作のテーマを理解してもらう一助になればと考えました(その割には続く用言を補足する意味合いで使用したり、自分なりにとんちを利かせたこともしていますが)。
その上で、今回バベルエージェントの一人であるフェーヴと並ぶ者はいるのか。強さだけではなく、理想や信念に同調する存在がいるのかどうか。
この疑問に対する答えが、今回のサブタイトルの空白になります。
バディものの最終章の敵として、『バディの存在しえない敵』というのは、構図的にも王道でしょう。
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次回更新は、5月4日(土)18時投稿予定です。
はぐるまバディに性転のララバイを/葛猫サユ
https://kakuyomu.jp/works/16818093073275058811/episodes/16818093076576048587