これから完結まで毎日更新予定。
よろしくお願いします。
第三章からは、人物の掘り下げを経てクライマックスの四章につなげるということで、最初から主人公の二人の出会いを、ラヴァルの視点から語るシーンになっています。
ジェニスの出自に関して、ラヴァル自身は察しがついたような口ぶりでぼかしていますが、これがハッキリ語られることはないことを先んじて言っておきます。序盤で彼女を見世物のような目線を送る観衆に対して怒りを表したことからも、読んでる側にはある程度推察できるよう配慮できているとは思います。
なぜぼかすのかについて、こういった事情を大っぴらにすると作品の雰囲気が生々しくなってしまうからという理由があります。なら設定を見直すべきではないかという意見はもっともですが、ジェニスというキャラクターを構成する根幹にかかわっているため、今回はこのような形で取らせていただきました。
よろしければご意見・感想などお願いします。
次回更新は、4月20日(土)18時投稿予定です。
はぐるまバディに性転のララバイを/葛猫サユ
https://kakuyomu.jp/works/16818093073275058811/episodes/16818093075313726563