二章の初めは回想から。
ラヴァルがジェニスと別れようとするきっかけとなった、狩猟競技のシーンの回想になります。
謎の竜型リビルドに捕縛されるのを救出するために、ラヴァルはジェニスごと撃ったというのが、以前より語られていた
『ラヴァルがジェニスを撃った』という話の経緯になります。
その話でジェニスが言ったように、彼女(彼)がラヴァルに視線を向けた意図は、ラヴァルが感じていた『命令』と相違ないのですが、ラヴァルにとってはその状況が言い訳にできないほどに、命令に反射的に従った自分を恥じています。
『相棒』であるジェニスとは卒業を機に別れるつもりのラヴァルですが、そのために起こした行動が、別の人間関係に影響を及ぼすことになります。
次回は、二人と密接にかかわるヨランドが、今回の事件をどう思っているかを含めたものになります。
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次回更新は3月30日(土)18時投稿予定です。
はぐるまバディに性転のララバイを/葛猫サユ
https://kakuyomu.jp/works/16818093073275058811/episodes/16818093074390550297