端から見れば、彼らは変わらず姫と騎士を演じていた。
世界観の紹介を継続しながら、今回はラヴァルとジェニスの客観的な関係を合わせて紹介する回。
ラヴァルは奔放で自意識に溢れたジェニスの世話役のような関係であり、心情的にもお互いが不可欠な存在であることを、前回のやり取りと合わせて匂わせている意図があります。
タイトルの『はぐるまバディ』はここからきています。『バディ』と一言で言うには、その関係は多種多様ですが、この場合は主従的な関係性をあえてそう呼ばせていただいてます。
とまぁ、後付けでいろいろと補足していますが、テンポよく描けているかはまた別問題で、事実二人の関係や世界観を描くのに一万字以上を費やしている現状は、少し冗長だったかもしれません。もし削るシーンがあるとするなら、今回かと思います。
もしついていけている方がいるのなら、その方のためにもせめて丁寧さは忘れないよう心掛けていきたいですね。
よろしければご意見・感想などお願いします。
次回更新は3月14日(木)18時投稿予定です。
