葛猫サユ

鍛冶工グィエルと亜人プランチャのドラマに並行して、ウォルフの襲来。
亜人から復讐の空しさを説かれたアルと、人間から復讐の空しさを語られたローラン。さらに悪の人間と悪の亜人という対比になっています。読み返して気付きました。
悪い人をいれば善い人もいるという当たり前の話なんですが、人々の生活の解像度が上がると、人類全体の復讐というのはやや現実味にかけるようにも思えます。
アルもまた自覚的ではありますが、恨みの感情をこれまで見た人の営みからどう清算するかを悩んでいる側面もあります。とはいえそれはそれとして、探究心もまた忘れられずアルの情緒は忙しないです。
そして急展開、経緯はまた後の回で説明がありますのでそこまで読んでいただければ幸いです。

次回更新は８月１日（木）です。
アルは此処に在りて～魔王少女の異世界巡礼記録～／葛猫サユ - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330662129713474/episodes/16817330662902289527

そして同日には「ファンオヴァ」最新話も同時更新します。
こちらも塔子のキャラクターの輪郭を捉えながら、急展開を迎えますので是非是非。
ファントミーム・オーヴァーレイ／葛猫サユ - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330660259961980

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