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僕?オレ?ワタクシ??主人公の性格設定が迷子な件。

 どうもこんばんは、リアルも小説の中も自分の性格とテンションが迷子過ぎる川中島ケイです。40歳にして惑わず、と書いて「不惑」とはいったいどこの誰の話なんだろう、とw 少なくとも当てはまらないな、きっと。

 代表作である寿司天をちょっとシャリ……いやネタ選定期間として5月限定、30話予定で連載を始めたRe:brightも中盤の要、大阪杯を過ぎてようやく主人公が確固たる意志を持って進み始めた所ですが、それまですご~くどんなキャラでいくのか、迷いました。

 書き始めた頃の性格設定は『僕=まだ気弱な少年と青年の間』だったのが色んな事を経て『俺=世の中を半分諦めてやさぐれてしまった20代半ばの青年』と考えていたのですが……

 まだ諦め切れていない純粋な少年の部分が出て来たり、今までの経験から「どうせ自分なんか」と卑屈になってしまう部分が出て来たり、「ここまで落ちればもう破れかぶれだ、やっちまうしかねェだろ!」ってある意味覚悟を決めたキャラも出て来たりで、迷子極まりなくてコレは読んでいる人にとってどうなんだろ?でも絞れないな、と思いながら書き進めておりました。

 そこでふと発見だったのが『一人称から読み取れる性格のイメージ』という題材。

 実は公開前、10話ぐらい描いた所では最初は一人称『俺』だったのですが、主人公がそれほどやさぐれたキャラじゃないな?と思って『僕』に全部書き換えてみたんです。
 そうしたら溢れ出る違和感の数々!! 結構ソレ1つで全然変わるんだなあと思い直して、でも『俺』に戻しても違和感は拭えなくて……

 で、登場したのが今の『オレ』と言う一人称です。何となく『ボク』でも『俺』でもない、頼りない感じでも確固たる自分が固まっている感じでもない人物を表すにはコレかなあ?と思い採用したのですが、いかがでしょうか?今更全部書き換えは出来ないのですが、読まれている方の印象がそこについてどんな風に思われるのかが知りたいです。

 これって女性主人公でも『私』と『あたし』と『ワタクシ』だと多分、それだけで話がガラッと変わってきますよね。まあ三番目を選択して書かれる方はかなりの少数派でしょうけどwいつか『ワタクシ』主人公の話も閑話程度でも描いてみたいものです。

 そんなこんなで作品の方は、大阪杯で一つの確信を持って美浦の、リブライトの元へと帰る主人公の加賀流星。リアルでは明日はオークス、ついに来週日曜日は競馬の祭典、日本ダービー!! 

 どちらも馬や騎手、そのドラマに想いを馳せながら一緒に楽しめれば嬉しいです。どうか完結まで当作品をよろしくお願いいたします。

さ、明日は執筆取材と称して一年ぶりに競馬場に行くぞー!!

2件のコメント

  • 御武運を!(*`・ω・)ゞ✨
    そして、配当金はあたしにw

    一人称に関しては、私もすごく考えます!
    実は、ずっと一人称「俺」キャラしか書いたことなかったのですが、物語がほのぼの穏やかな雰囲気を色濃く出してるので、俺キャラだとなんか雰囲気合わないなぁ……、と。

    で、「私」でスタートしたんですが……、
    キャラ設定が、少年期を脱して青年になり成長していく……というものなのに、「私」だとなんだか……老成したおじさま✨みたいになっちゃって💦
    あー、こりゃだめだ、書きづらい💦
    となって……初めてとなる「僕」を使いました。
    使ったことない一人称は、とてもくすぐったく、恥ずかしい感じさえしたのですが……一方で新しい自分を垣間見ることができて、今では気に入って使っております✨
  • 天川さま、応援馬券程度に配当低い所に100円ずつしか買ってないので全然マイナスです(^◇^;)

     一人称って印象ガラッと変わりますよね〜。男性で私だと確かに、老成した雰囲気を感じます。対して女性の「あたし」は何となく若さを感じますね。
     色んな一人称、色んな年代性格のキャラを書くときっと沢山気付きがあるんだろうなぁとか考えております。新たな試みを試せる事に尊敬します♪
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